2024年2月26日月曜日

「縮み志向」のトランプ候補で世界はどうなる? 「お前は首だ!」と言えるか

選挙権はないが、アメリカ大統領選はどうしても気になる。私たちの生活にも影響が大きいからだ。民主党はバイデン候補で決まっているというが、共和党はトランプ氏と元国連大使のヘイリーさんとの指名候補争いだ。ヘイリーさんは共和党のリベラルとして「世界に混乱は持ち込みたくない」という。

一方のトランプさんは「アメリカ第一」「偉大なアメリか」 と前期の大統領の時のスローガンを掲げる。バイデン大統領はアメリカをだめにしているというのだ。

しかし今の共和党での選挙はなにかしら人気投票のようにも見える。新聞にはこれといった政策はなく時々、スローガンを掲げる。

分かっていることは、自国第一、軍事費の負担にこたえなければ米軍は国を守らないとプーチンが喜びそうはことを言う。ウクライナへの支援を縮小するともいう。今、EUはウクライナ支援を強調しているが米国の支援がなければウクライナは負け戦になる。要は下院でバイデン政権の予算が通過するかどうかだ。

米国がウクライナへ巨額の支援をやっているのは世界の民主政治を守るためであり、ゼレンスキー大統領も民主主義の戦いだという。

しかし、米国内を見ると、黒人の生活支援を約束し今まで民主党の支持層だった黒人層が共和党に変わった。市民権の負よ、議会で襲撃した関係者の恩赦、通行人に警察官が所持品検査ができること。麻薬犯罪者に死刑、発行教育機関の資金提出問題など多くの国内問題がある。

国内問題を見ると「縮み志向」が見えてくる。これも必要な政策ではあるが、米国の一番の任務は、世界において民主政治を守ることだ。

ヘイリーさんが言うように世界でのバランスのある政策が必要だ。「もしトラ」が「多分トラ」になってきた。米国人が最終的にどういう判断を下すか。

共和党内ではトランプ、ヘイリー陣営が40%台に後半と前半を締めちぇいる。サウスカロナイナ州での成績はトランプ59%、ヘイリー39%でまだまだ可能性はあるか。

トランプ再登場は米国を二分化し、世界を混乱に陥れる。何がきっかけでトランプさんに「お前は首だ」と言えるようになるか。大統領選まで気をもむ状況が続くか。



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