気象庁地震情報 気象庁HPより |
3月14日午前2時07分頃、伊予灘を震源とするM6.1の地震が発生、中国、四国、九州地方の広い範囲で震度5強の揺れを観測した。気象庁は南海トラフ地震との関連を否定したようだが、南海トラフ巨大地震の震源域の縁でもあり、佐田岬半島の根元には伊方原発が立地している。
ここは、安芸灘~伊予灘~豊後水道のプレート内地震の震源域で、地震調査研究推進本部はM6.7~7.4,30年以内の発生確率を40%と見ている(SAPIO 2014年4月)。
1686年にはM7~7.4,1857年にはM7の伊予灘地震が発生している(同上)。
南海トラフ巨大地震(M8~9,発生確率70%)、日向灘地震(M7.6,発生確率10%)の震源域が重なっている部分もあり、何が引き金で南海トラフ巨大地震に繫がるかは分からない。
最近の伊予灘地震の震源 赤で記入してみた 安芸灘~伊予灘~豊後水道 プレート内地震の震源域内だ |
また、M6~7が予測される震源域に伊方原発が立地している事になるが、再稼働でどういうことになっているのか。近くを発生確率の高い活断層がはしっているのだ。
兎に角、このあたりの地震は南海トラフ巨大地震と無関係な地震はないとみた方が良い。
SAPIO 2014年4月号に掲載された 活断層&活火山最新ハザードマップ N:安芸灘~伊予灘~豊後水道プレート内地震の震源域 M;日向灘プレート官地震震源域 L:南海トラフ震源域 |
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