2015年3月17日火曜日

理研、小保方さん告訴見送り?:「何故、自らの検証実験に失敗したか」を追及してほしかった

理研が小保方さんを告訴するかどうか検討していたが見送ることになったとmsn(2015.3.16)で読売新聞記事の掲載があった。他のメデイアでは報道されていないのでその信ぴょう性に問題があるが、取り調べや裁判で「何故、検証実験に失敗したか」を追及してほしかったので残念な処置だ。

今回の事件は理研自身にも大きな責任があるので、裁判で理研の羞部がさらけ出されるのを嫌ったのだろう。理研は最初から消極的な姿勢を通した。

今回の不正事件は、理研の誰かがSTAP細胞の成功(?)を期して「ES細胞」を混入させたことは間違いないが、「誰か」を確定することはできず、徹底究明の姿勢に欠けると専門家からは指摘されていた。

記事では、理研と弁護士が相談した結果、「器具の誤操作で混入した可能性」も残るというが、調査委員会の報告書では「その頻度から故意に混入した」というのではなかったのか。実験で器具の誤操作がそんなに頻繁に起きるのか。どうしてこういう考えが出てきたのか不思議だ。

しかし、何と言っても今回の不正事件を究明するのは当時の若山研の人達の証言が重要になるが、既に山梨大に移っているので所外の研究者にかかわる問題でやりにくかったのではないか。

逆に、理研OBの石川さんも刑事告発し、週刊誌の報道でも若山研の研究者の証言を得ているようだ。確信があって刑事告発に踏み切ったのだ。

小保方さん側の弁護士から訴えられれば受けて立つと男気を見せる。

こんなにすぐばれるいかさまも「やったのか」と聞かれれば「やってません」と答えるのは当然だ。

私は、取り調べや裁判で小保方さんに「何故、自らの実験に失敗したのか」聞いてほしかったのだ。


そして、どうしてSTAP細胞論文発表記者会見での晴れ晴れしく、自信に満ちた顔ができたのか。ペテン師の本性だったのか。何時までも疑問が残る。

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