2015年5月16日土曜日

STAP細胞論文不正事件で兵庫県警が告発状受理:やっと事件の真相に踏み込めるか

やっとSTAP細胞論文不正の真相に踏み込めるか。ES細胞盗難事件として理研OBの石川さんから告訴状が提出されていた兵庫県警が受理したというのだ。理研の真相解明に消極的な姿勢から総計で8500万円かかったと言われるSTAP細胞捏造事件も闇に葬られると思っていたが兵庫県警の英断に拍手だ。

新聞報道によると、容疑者不詳となっているが告発した石川さんは小保方さんの疑いが濃いいとしている。現場は当時の理研の若山研究室だったので石川さんは関係者らの証言から心証を得ての告発なのだ。

捏造、改ざんがやられたことは分かっているが、何故、バカンテイさんの研究アイデアを小保方さんが日本に持ち込んだのか疑問が解けなかった。常識で考えれば米国で研究を続ければ良いだけの話ではなかったのか。そこの目的が分からない。

そして理研の当時の若山研に入ったと言うが、どういう経緯、ふれこみで入ったのか。若山さんは理研に内緒で採用したという。そんな事で管理されているというのか。

言われているように「ES細胞の可能性が高い」としてもどうして直ぐばれるイカサマをやってしまったのか。騙し続けられると思っていたのか。

更に、あの晴れやかな論文発表記者会見でのにこやかな姿は何だったのか。ペテン師の「してやったり」の満足感だったのか。今から考えると一世一代の大芝居を打ったことになるのか。

また、自分のSTAP細胞研究で理研内での経緯をどの程度知っていたのか。自分の採用、研究テーマへの取り上げなどは小保方さんの知り得ない経過があったそうだがその真相はどうなのか。

そして事件の核心であるES細胞との関係だ。大体、捜査前は「やってない」「知らない」と言っていても実際に捜査の段階に入ると関与を白状するのは通例だ。

小保方さん本人はやっていないと言うが、調査報告書では高い頻度で混入されていたという。どのサンプルにES細胞を入れるかなど実験者本人でないと分からないと思うが、誰でも出来ることなのか。

細かい争点はあるだろうが是非真相を知りたいのだ。

兵庫県警も告発状を受けてから受理するまでに相当時間がかかっている。恐らく関係者から事前に話を聞き立件できる確証を得ての告発状受理だと想像する。

小保方さん本人が説明責任を果たさないのだから捜査権を持つ警察が着手するのは当然だ。

3 件のコメント:

hiro kajikawa さんのコメント...
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