地下空間は耐震上問題ないと設計者は説明 2016.10.25 NHKニュース |
設計会社は耐震設計で地下空間を考慮していないと言うが、一級建築士が盛り土は盛ったばかりで若く、地震に対する地盤の拘束力がゆるいと指摘し、空洞部分も建物の構造物とみなすべきではないかと指摘した。
それに対して日建設計の担当者は、盛り土の拘束力効果に期待して地震力を提言する事は考えていない。地下に頑丈な基礎と梁があるので地震が起きてもほとんど変形しないと主張し、構造物とみなす必要はないと反論している。
日建設計は「建物は安全なのだ」という。
この地下空間も建物の一部とみるべきではないかと以前から専門家は指摘していたが、やっと設計者の考えが聞けたことになる。
ところで、設計は日建設計が実施し、プロポーサルでも日建設計だけがコスト、工期で地下空間に言及していたが、もう一社である久米設計はどういうわけか言及していなかった(議事録要旨から)。
日建設計の出来レースの感がしたが、久米設計はどう考えていたのか。聞きたいところだ。特に言及しなかったのは耐震の考え方で不安があったのか。
設計会社が「こう言うんだから仕方ない」で終わるのだろうか。
結局、地下空間の設置は都の担当者から言われて日建設計が技術的にOKを出したことになるのか。
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