小池さんが選挙期間中に公約した「冒頭解散」の可能性も出てくるのではないか。昨日の都議会代表質問で自民党が小池知事の「ブラックボックス」発言、議会の承認もないままに次次に打ち出す方針に「議会軽視」と批判すると、小池知事は「不信任案が出たら都民に問う」と答えたようだ。
これほど都議会がメデイアに晒されることは今までなかった。それはそうだろう。あれほど自民党都連、議会を敵に回しての選挙戦で小池さんは勝ち抜いたのだ。
各会派の質問に小池知事側には都民、メデイアが付いている感じだ。当然に自民は勢いを押さえ、小池知事もセーブする。
都議会議員も、都知事も直接都民から信認されているのは確かだが、今までは都知事は知名度、タレント度で選ばれていた。公約、仕事が出来るかどうかは別問題だった。その結果が今の豊洲問題、オリンピック施設問題を生み出しているのだ。
逆に言うと、都議会は何をしていたと言う事になる。
一方、小池知事は都政改革を大上段に都政顧問に16人を当て、都政改革本部、プロジェクトチームを結成、改革、情報公開へ突き進んでいる。
誰が見たって、小池知事の諮問機関が都民に問題点を明らかにしているのだ。これからは当然、「今まで都議会は何をやって来たのか」ということになる。
東京都という巨大な伏魔殿に都議会が何ら監視の目が行き届いていなかったのだ。寧ろ癒着し悪事に加担していたことにもなる。
佐々木先生に言わせると、「知事にも反問権」を認める自治体もあるらしい。小池知事が議会に反問する事があっても良いのではないか。
しかし、手っ取り早いのは東京都議会の早期の解散だ。不信任案で知事と闘っても勝つ見込みはない。ここは議会が自主的に解散してはどうか。
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2016.8.29掲載
小池知事の冒頭解散あるいは早期解散の可能性もあるのでは
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