2016年10月12日水曜日

米大統領選:選挙権はないが、私達だったらトランプ orクリントン

今の米大統領選を見て私達だったらトランプさんかクリントンさんか。昔、著名なジャーナリストが米大統領選を生活に大きく影響するので選挙権はないが気になる選挙と言ったことがある。

私たちが12月から振り回されそうな米大統領の候補者がテレビ討論会でスキャンダル合戦をやっているのには驚いた。不人気者同士の戦いだからどちらが大統領になろうと低調なことは分かっていたがこれは酷すぎる。

福沢諭吉が、「政治選択は悪さ加減の少なさ」と言ったことがあるが、「悪さ加減の少ない」のはヒラリーさんかトランプさんか。

従来からのエスタブリッシュを嫌い、新しいアメリカ、強いアメリカを取り戻そうとする人はトランプさんを支持する。一方で安定性を望むならクリントンさんだ。

今まではクリントンさんとトランプさんの支持の差は縮まったり離れたりしていたが、ここに来てトランプさんが大きく遅れを取った。若者達の支持だったトランプ旋風が逆風になりトランプ支持離れが加速した。

メデイアや共和党の著名な政治家がトランプ離れだ。共和党が他の候補者を立てる可能性も出て来たというから後出しジャンケンで勝ち馬にのるのか。今は悪人になった元都知事の石原さんのようだ。

反グローバル、保護主義、格差是正、1%の富裕層優遇策の見直しで中間層以下が頑張れる社会を構築することがこれからのアメリカの生き方だとステイグリッツ教授は言う。

そういう動きがトランプ旋風を生んだのかと思っていたが、トランプさんでは期待外れだった。

日米安保、在日米軍問題でも誤解があるようだ。クリントンさんは遵守すると言うが、トランプさんは駐留費を全額負担しろという。

でも日本を守っているだけではない。対中国、対ロシア、対北朝鮮と社会主義国に対する防波堤になっているのだ。そっちの方が役目が大きいのだ。トランプさん登場で日米安保、在日米軍の問題見直しが始まると思っていたのだが、来日したトランプさんの側近である外交アドバイザーのマイケル・フリンさんは「今まで築き上げてきたことをひっくり返すことはない」と心配事を跳ね返したそうだ。


さて、日本だったらどっちを選ぶか。ここは無難にヒラリーさんか。

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