2017年11月2日木曜日

安倍総理の政高党低政治:よくぞ言った小泉進次郎さんの安倍批判

よく言った、小泉進次郎さんの安倍政権批判、政高党低政治を強行する安倍総理に批判を向けた。事の次第は教育無料化にかかる3000億円の財源負担を経済界に求めた安倍総理の発言を「自民党は聞いていない」「こんなことでは自民党は要らない」と言うのだ。菅官房長官も記者会見で弁明した。

肝心の自民党の政調会長である岸田さんはポスト安倍を狙う立場にあるが自民党として難しい舵取りになる。このままでは存在感がないのだ。

安倍さんは自分の力を過信しているのか。だとすると失速した小池都知事と同じになる。

「自民は仕方ないが安倍は嫌だ」「安倍総理は信用できない」「他よりはマシ」という世論調査の結果をどう考えているのか。記者会見での「謙虚に」「丁寧に」の言葉はどこから出ているのか。

おまけにメデイアは憲政史上最長の政権になる可能性も出て来たと煽てるがそんなに甘い物ではない。

安倍総理には落とし穴が多いのだ。長期政権になるほど、重要政策が多くあるほど落とし穴も多い。

小池さんと同様に自らの言動で失脚する可能性も高いのだ。「敵は自らにある」ことを常に考えておかなければならない。

自分が最初に憲法改正をやったという実績だけが欲しい憲法改正は与野党、国民を二分する最重要政策だ。国会で強行突破などを狙うと即失脚の危機だ。

モリカケ問題は1番聞かれたくない問題だが、野党は黙ってはいない。これに詐欺罪など犯罪が絡んでくると安倍総理もお友達である以上苦しい立場になる。

更に得意な外交と言ってもトランプ大統領に頼る傾向にある。そのトランプ大統領もロシアンゲート事件など国内で厳しい状況に置かれることは明らかだ。支持率下落をどう対応するか。対北への圧力も米朝水面下交渉では安倍総理の意向とは真逆になる。
2%物価上昇、消費税増税、脱デフレとアベノミクス関連の経済成長は頓挫の可能性が高い。日銀が何時、2%物価目標達成を諦め縮小に向かうか。その時はアベノミクスの頓挫したときだ。

財政再建も厳しい。先送りしたが看板は掲げたままだ。財政出動で成長路線を進めたいだろうが、赤字国債は日銀頼みだ。海外から財政ファイナンスを批判されると窮地にかかる。


安倍総理!「一強」と思っていたら大間違いだ。今回の選挙で野党は勿論、自民党に投票した25%の有権者の目も光っているのだ。

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