今年の一文字は「北」と決まった。北朝鮮の核開発、ミサイル発射での挑発行為を受けてのことだろうが世相反映と言うが問題ではないか。北朝鮮の金正恩委員長は笑っているのではないか。
安倍総理が記者団に囲まれて今年の一文字を聞かれたとき「挑」と言ったとテレビがニュースで流した。今年1年、安倍総理はいろんな政策に果敢に「挑」戦したことが気持ちにあったのだろう。
日本経済の活性、アベノミクスのエンジンを加速、岩盤規制に風穴を空ける戦略特区、規制緩和、米国と一緒に北への圧力そして憲法改正などが挙げられるのだろう。
でも安倍総理に一番似合うのは「友」ではないか。お「友」達内閣、お友達である側近議員の忖度、森友、加計学園疑惑で見られるお「友」達への不公平政策など挙げれば切りがない。
しかし、そのお友達、側近連中、利権をむさぼる議員連中に地検特捜部の大型詐欺事件の捜査が迫っていると政界では見られ出した。
その1つがスパコン開発関連での斎藤容疑者の逮捕だ。安倍政権が進めるイノベーション事業でなどで既に100億円も使われている。更にはリニア新幹線利権で大林組が偽計業務妨害で家宅捜索を受けた。
また北朝鮮の挑発行為でミサイル防衛など防衛費は途方もなく膨らんでいる。これにも利権者が群がって不思議ではない。
東京オリンピック関連も大きな公共事業だ。今は特捜部も動けないだろうがオリンピックが終われば疑惑捜査が始まるだろう。既に招致に大金が使われていることが分かっている。小池都知事も利権がらみにメスを入れたのだろう。
時の政権が実施する巨額な投資に利害関係があるのは歴史が示している。
面白いのは麻生財務相だ。記者団に聞かれてチョット考えた末に「特にない」と言って立ち去った。後は記者連中が苦笑いしていた。
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