2017年の重要キーワードは「需要がない」と言う事だったのか。カネはあるが投資意欲が湧いてこない。経営者は言う「儲かる需要があれば借金してでも投資する」と。
異次元の金融緩和で市場にジャブジャブカネを流すが企海外投資、M&A、内部留保は400兆円超、金利が低いので高齢者はタンス預金で高額詐欺事件が後を絶たない。
預金を止めて投資に回す意欲が湧かず、安全な国債を買う。
人口減、高齢化も要因だ。若者も高齢者も将来不安で消費に回せない。カネがあれば消費に回してくれるような年齢の人間が消費に慎重なのだ。投資するとしても安全資産である国債の購入になる。
購買力を移転しようと公共投資に予算を付けるがどれぐらいの相乗効果があるか。関与する企業が即消費に回すようにすればいいが、借金の返済や社内留保に回せば従業員への再分配は出来ない。
若者の消費としては車、住宅が考えられるが、車は駐車などで都会では難しい。維持管理費も高い。
町工場で聞いて見ると、「注文は増えたが手間賃は低いままだ」という。競争が激しいから労賃は上がらない。
金融政策もゼロ金利の近づくと本来の刺激策が期待出来ず長期停滞の罠にかかっている。
テクノロジーによるイノベーションに期待出来るかというとスキルの低い私たちから職を取り上げる結果になるのではないか。
2018年も「需要ない」か
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