このままでは参院選を戦えないと民進党の再々編がニュースになっているが離党が相次いだものの構造的要因は解消せず難しい展開になっている。一層のこと現状勢力でそれぞれが個別に戦い有権者がどう判断したかを選挙結果からみて考えたらどうか。
旧民進党(?)関連で参議院在籍者は民進党43人、立憲民主党5人、希望の党3人で圧倒的に民進党が多い。希望の党は全滅、立憲民主党も今のところ人気があるので数人は当選するだろう。
衆議院では保守は希望の党、リベラルは立憲民主党に移ったが、参議院は選挙はなかったのでそのまま残ったのだろうが、次の参院選はきびしいのは確かだ。
でも、こんなバラバラな政党が何故、暴発することなく固まっていられたのか。
小沢さんという豪腕政治家がまとめていた。政権交代のチャンスがあった。更には社会党や民社党のリベラルが数合わせで無理に混在できたことではないか。
政権交代で政権の座に着き甘い汁を吸うことは出来たが、如何にせん政権基盤が弱かったし、小沢さんの存在が当初から権力の二重構造が問題だったがその通りになった。
リベラルとの混在は憲法改正、自衛隊問題など重要政策でまとまりに欠けた。当然に保守派が異論を唱え、「解党的出直し」を叫ぶようになった。時の民主党、民進党代表はまとめるに苦労した。
解党的出直しを要求する議員だって自ら離党し新党結成など出来るはずはないが、たまたま今回は小池新党に期待がかかり有力者が離党、結党にはせ参じた格好になった。
でもそこに落とし穴があった。小池さんの「排除」します発言は一気に小池人気がしぼみ惨めな衆院選結果になった。小池さんは手を引けば良かったが、「排除された者」と「排除されなかった者」のわだかまりは残り構造的要因が増した。
希望の党と立憲民主党がうまく行くはずが無い。保守体リベラルなのだ。
参院選で民進党がどの程度議席を確保出来るか、それによって今よりもスッキリするのではないか。
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