2020.8.26 読売新聞
何時までマスクの着用が必要なのか。夏になり熱中症でマスクの着用にも工夫が必要になってきた。町を歩くと早朝の高齢者の散歩ではマスクをしていない人も目立ってきたし、昼間でも未着用者が多くなってきた。元の日常生活に戻る可能性もあるか。
マスクの着用ではその効用と弊害のバランスだ。
新聞報道やテレビの情報番組で不織布、綿製布、ポリエステル製布マスクの「富岳」をつかった飛沫抑制効果の結果が報じられた。
それによると、マスク着用時、咳を1回したときの飛沫の通り抜ける粒子の数、隙間から漏れる粒子などがシミュレーションされた結果、どのマスクでも7~8割の飛散を防止することが出来、体調の悪い人、咳などをする人がマスクを着用する効果はあったようだ。
マスクをして咳をした人の口、鼻、目の周辺に飛沫が集まり、使い捨てと洗顔の大事さが分かる。しかし問題はウィルスの濃度の問題だが、マスクや顔に付着したウィルスは、どのくらい活性化を保持しているのか。
一方、移らないためにマスクをする効用がどの程度あるのか。私たちは「移さないため」は分かるが、「移らないため」の効用には疑問を持っていた。マスクの乱用は資源の無駄遣いにならないか。
体調が悪い人はマスクをし出歩くが、新型コロナウィルスでは軽症者、無症状者が多いと聞くと健常者も出歩くときには必要になるのか。
テレビ朝日 ニュースの会テレビの情報番組(テレビ朝日 ニュースの会)で飛散の吸収も2/3を防ぐことが出来るという。
では人ごみの中ではどんな人がいるか分からないのでマスク着用は必要になるし、今、家庭内感染が41%を占めるという。感染者がいる家庭ではマスク着用が必要なのだ。トイレ、シャワーが要注意らしい。特に高齢者と同居している家庭は大変だが、預けることも出来るらしい。
飲食店、会社の会議室、休憩室、食堂など人の集まる場所は必要だろう。
しかし、人の少ない場所、2m以上の距離が保てる場合、学校での運動など感染の可能性の低いときはマスクをはずすことも可能だ。
道路わきでは捨てたマスクが目立ち始めた。苦しくなってはずしたのか。拾うと感染する危険があるので注意という。
兎に角、マスクの着用者が減ってきて、東京の新感染者数も200~250人ぐらいで安定することを期待したい。ゼロリスクはないのだが、インフルエンザの流行期が来る。
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