2013年5月20日月曜日
北朝鮮ミサイル発射:飯島会談不調の証しか、軍部の抵抗か
北朝鮮がミサイルを発射した。期待していた飯島内閣参与との会談が不調に終わった証なのか、対話を嫌う軍部の抵抗なのか。本当に北朝鮮って不思議な国だ。あれだけ厚遇(?)されていた飯島内閣参与の訪朝を、飯島内閣参与が北朝鮮を離れた途端に、日本海に向けたミサイルを3発発射したという。なぜだろうと思うが、飯島内閣参与との会談が不調に終わったの証し(腹いせ)か、それとも対話を嫌う軍部の抵抗ではなかったのか。
飯島内閣参与は「真摯な話し合いができた」「本音で話し合った」と感想を述べていたが、相手は長年日本との懸案事項を担当してきた宋大使だ。今までの方針を大きく方針転換することは考えられない。従来の北朝鮮の考え方を繰り返したのではないか。
それでも拉致問題のほかに中央本部の競売など重要な案件があるために、NO2といわれる金永南氏が、「重要な使命を持って・・・」とおだてながら「駄目押し」で、懸案事項に「何とかならないか」と念を押したのではないか。
通訳も日本人ではなかったようだ。飯島内閣参与の発言を正確に相手側に伝えているかは疑問だ。都合のいいように通訳されたらどうするのか。
飯島内閣参与が「御用聞き」のつもりで訪朝したが、重い課題を背負って帰ってきたことになる。
一方で、抜けがけ外交と見る米国の不信感を増長させた外交上の失点は大きい。拉致問題は日本特有の懸案事項だと言っても、今は日本単独で解決できる問題ではなくなってきている。
メデイアは何も言っていないが、ミサイル発射は、対話を嫌う軍部の抵抗ではなかったのか。北朝鮮もまとまっていないのだ。
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