2014年11月22日土曜日

それでも小渕優子さん立候補:群馬の有権者の良心を示そう

今回の「アベノミクス解散」で政治資金規正法違反、公職選挙法違反容疑がかかっている小渕優子さんが群馬5区から立候補する意思を表明したと言う。自らの違反容疑に「説明責任は果たしていない」という一方で、「一から出直し群馬のために精一杯頑張る」というのだ(上毛新聞 Web 2014.11.22)。

「出来れば自民党から」と言うが、自民党本部では「不出馬すべし」の意向もあるようだが、群馬県連からの申請を待って考えると報道で見たことがある。

常識的には一回休んで後援会組織、政治資金問題をクリアーした後で出馬を考えるべきではないかと思うが、「地盤を守りたい」「バッジを外すと検察が迫ってくる」などの脅威があるのだろう。一回休んで誰か他の有力な候補者が出てくると地盤を失うことになりかねず批判覚悟の立候補ともとれる。

恐らく今までの地盤の堅さからすると次点と10万票以上の差を付けて当選することは難しいだろうが、当選する可能性は高い。

でも、ここで群馬の有権者は良心を示すべきだ。

棄権するのではなく、投票所に行き白票を投じたらどうか。

白票数を上げることで今回の小渕さんの立候補に反対の意思表示をしたらどうか。

そのほかに群馬1区で佐田さんが問題になっている。過去に実体のない架空の事務所費を計上したり、2億円近い政治資金虚偽報告の可能性がでて閣僚を辞任したことがある。

そして、2013年には女子大生と援助交際の疑惑まで報じられた。

佐田さんの件では自民県連で県議らから公認は難しいとの異論が出、候補者公募を要求し差し替えの問題が発生している(上毛新聞Web版)。中曽根元首相の孫が立候補するのではないかとの観測も流れているようだ。

「政治とカネ」の問題、政界浄化の問題で今、群馬県は注目だろう。長く群馬県民であったので、ここで群馬の良心を示して欲しいと思う。


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