やっぱり「STAP細胞はありませんでした」と言うことになるのか。小保方さん自らの検証実験の期限である11月末も近づいてきた。気になって途中経過でも見ようと理研のHPを時々開いていたが、改革委員会のニュースはあるが実験そのものの経過は分からなかった。
朝日新聞 2014.11.13 |
ところが、朝日新聞(2014.11.13)に「STAP細胞確認できず 近畿大独自に検証」の記事が目についた。近畿大が独自に検証実験をやっていたが、朝日新聞の「再現できるかの検証の企画」にのって実験を進めていたようだ。
その結果、約30回の実験を繰り返したが、1回毎に細胞の塊は複数出来、緑色に光る細胞の塊、緑と赤色に併せ持つ細胞の混在が認められたという(朝日新聞2014.11.13)。
そこで万能細胞特有の遺伝子が働いている量を解析したが、量が少なく意味があまりなく、万能細胞確認の実験は諦めたという(同上)。
小保方さんは記者会見で200回以上成功していると発言していたが、実験のどの段階までの所見なのかはっきりせず、また本人に直接聞くわけにも行かずSTAP細胞があるのかないのか判断に苦しむところだった。
下村文科相や当時の科学技術担当相が「小保方さんに直接やらしてみよ」と言うことで小保方さんによる独自検証実験がはじまったが、今になって思えば無駄だったのではないかと思う。
結局STAP細胞は何だったのか。
バカンテイさんのアイデアで自らは実験をやらずに、未熟な小保方さんにSTAP細胞実験を託した。小保方さんは6ヶ月ほどバカンテイさんの元で実験をし日本に帰国、動物実験が出来そうな日本の研究機関を当たったが全て拒否され、最後に理研だけが同意してくれた。
日本の国費を使っての実験が始まる。iPS細胞に後れを取った理研が小保方さんを特別待遇で処遇した。
なかなかうまく実験が進まないままに、専門誌への論文提出や特許の出願をせっつかれ実験がうまく行っているように見せるデータの改ざん、捏造に走った。指摘されれば本物のデータがあると再提出する始末だ。
理研外の研究機関は、ことごとく検証実験に失敗するとバカンテイさんは別の実験法を提示すると共に「個人のテクニックに負うところが大きく実験は難しい」と言い逃れするが、自ら実験に成功した話は聞かない。
自ら、あるいは自分の研究室で実験できないものを「STAP細胞は間違いなくある」とどうして言えるのか。そのバカンテイさんも1年の休職をとり逃げているようだ。笹井さんもいなくなりSTAP細胞を説明できる研究者はいなくなった。
以上は想定だが、最後は小保方さん自身が説明すべきである。
最後に小保方さんがどう言うか注目しているが、またまた弁護士を通じてコメントを発表するだけなら、それだけの人物だったと言うことなのだ。自分の言葉ではっきり説明すべきだと思う。
最後に小保方さんがどう言うか注目しているが、またまた弁護士を通じてコメントを発表するだけなら、それだけの人物だったと言うことなのだ。自分の言葉ではっきり説明すべきだと思う。
それにしても、どうにも不可思議なSTAP細胞捏造事件だった。
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