2014年11月29日土曜日

絶滅危惧種:駅の伝言板

絶滅の危機にあると言う伝言板
東急池上線池上駅 29日撮影
今までは、あっても気にならなかった駅の「伝言板」が絶滅の危機にあると言う。28日のテレビ東京「たけしのニッポンのミカタSP「日本の絶滅危機を追え」」を見ようとチャンネルを合わせると、いきなり東急池上線池上駅周辺が写ってきた。

「何だ」と注意して見ていると、池上駅に設置されているような「伝言板」が絶滅の危機にあるというのだ。

今でも頻繁に通っており、特に伝言板には気を止めなかったし見ても何も記入されていなかったが、以前は国鉄、私鉄ともに駅には伝言板が設置され、「先に行く。○○で待つ」というような内容が記されていたのを覚えている。1週間後に消すとも書かれていた。

でも今は、皆携帯など連絡手段を持っており伝言板は、年配者で持っていない人しか利用価値はないと思ったり、公衆電話があるんだからそれを使ったらどうなんだと思う。

テレビでは若い駅員さんが「10月に書かれていた」と話していたが、29日にはテレビの放映があったためかどうかは分からないが2件の書き込みがあった。

通常は改札口の外に置かれる物だが、池上駅は改札を入らなければ利用できない。

それでも駅舎の工事が始まると撤去されるようだ。今東京で運行会社9社のうちでたった6駅に設置されているだけという。

技術の進歩でハイタッチがロータッチを駆逐していくと言うが、伝言板のロータッチが携帯電話などのハイタッチに押されて消えていく危機にあるというのだ。

池上から久が原まで電車に乗ったが、ほとんどの人が携帯をいじっている。そんな事を考えると「寂しさ」を感じる。


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