甘利大臣は既に辞任を覚悟しているのではないか。22日朝の記者会見では法に反する行為はしていないが、1週間以内に第三者を入れて調査し28日に結果を説明するという。
野党も強行だ。22日の本会議での経済演説を欠席した。夕方には、スイスでの世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席のため日本を離れたという。
こんな大変なときに海外出張できるとは驚きだ。しかも、2月4日のニュージーランドでのTPP署名式にも出席したい意向を持っているという。
甘利さんには2つの方法があると思う。
弁護士を入れた第三者による調査をすると言うが弁護士だって当てにはならない。甘利さん側の弁護士だろうから甘利さんに責任が及ぶことを極力避けた結果を出す可能性もあるが、本会議欠席など国会審議に支障を来す事態が予想される。
ここは、以前にも例があるが、「政府(国民ではない)に迷惑をかけたくない」という理由で大臣を辞任する方法が一つ。
もう一つは、週刊誌に載っている具体的な話と自分の記憶に大きな違いがありその溝は埋まらなかった。「自分としては贈賄などの認識はなかった」という理由で責任を回避する方法だ。
「何故、今」と言う疑問も出てくる。TPPに関連して妨害を狙ったのか。
甘利さんにとっては、ここは潔く大臣を辞任すべきではないか。
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