核、ミサイル開発で日米韓ｖｓ中国、北朝鮮、更に無能な安保理

北朝鮮の核、ミサイル開発で日米韓ｖｓ中国、北朝鮮の構図が続くが、常識の通る国（韓国はそうとも言えないが）と常識の通らない強気の国ぐにの駆け引きに解決の道はない。おまけに国連安保利の無能さが拍車を掛ける。でもいくら何でも北朝鮮が米国基地に核弾頭ミサイルを撃ち込むことが考えられるのか。

日本は北朝鮮からＥＥＺ内、領土から２５０ｋｍの所にミサイルを撃ち込まれた。もう２件目だが、新聞報道によるとイージス艦、ＰＡＣ３で迎撃は出来ないという。迎え撃つ技術は発射する技術より遙かに難しいというのだ。それが分かる。

日米韓は、相変わらず安保理決議違反と批判し、経済制裁の強化を話し合うが中国が難しい。

中国は今まで北朝鮮寄りのコメントを発表していたが、今回は各国に同調し安保理決議違反、６者協議を主張、態度が変わったのかと思うと北朝鮮の挑発の背景にＴＨAAD配置や米韓合同軍事訓練にあると米韓のせいにする。

だとすると、金正恩委員長のやりたい放題になるのか。実戦配備もさることながら脅し作戦もあるだろうが、この男のやることは分からない。

究極は北朝鮮での金体制の維持だろう。米国と平和条約を結んで北朝鮮を攻撃しないことを保障させようとしている。だから米国との直接交渉になるが米国は６者会談を要求している。

核開発も、放棄すればフセイン大統領のようになる事を危惧し絶対に核開発は止めないだろうと専門家は見ている。国民生活の疲弊を無視した核開発、幹部の粛清、インテリ層の脱国は国内が混乱していることの証左だ。

国際常識の通じない中国、北朝鮮を相手の安保理決議は反故と同じだ。恐ろしい独裁国が近隣にあると諦めるしかないのか。