築地市場に掲げられた東中労の行政を批判する看板 2016.8.31 |
豊洲市場での地下空間設計を誰が発案、承認したのかが問題になり、役人の調査に小池知事は「甘甘調査」と批判し月末までの再調査を指示したが、役人は知っているはずだ。ゼネコンの設計担当者との打ち合わせ議事録を見れば末端に近い担当者の名前が分かる。それを突破口に上にたどれば容易に該当者が分かるはずだ。
ゼネコンは発注者との打ち合わせ議事録は必ず保管している。疑義が生じれば議事録から判断するためだ。責任問題にも発展する可能性があるからだ。
一方、都の担当者は縦割り社会だから豊洲市場担当者→部課長→中央市場長→副知事→知事となる。横割りであれば責任者捜しも広がるだろうがその心配はないのだ。
都の担当者も自分で勝手にそういう判断をすることはない。上層部の誰かの支持、承認があったはずだ。
議会関係者も当然に絡んでくる。これほど大きな事業に無関係と言うことはない。議会での質問がなかったはずがない。誰か権利者が動いたのか、本当に都が噓の答弁を繰り返していたと言うことか。
今回明らかになった数々の不正で石原さんは「都庁は伏魔殿、騙された」と言い、舛添さんもスムーズに通してしまった。
ところが、小池さんは豊洲市場の問題を把握していたことになる。何故か。都知事選で情報が小池サイドに持ち込まれていたのだろう。都庁か都議会ではしれていた不正情報が明るみに出たことになる。
どうしてもっと早く、明らかにならなかったのか。こう言うことは都政担当の記者連中であれば知っていたはずだ。
石原さんを選んだ都民、都議会議員、都政担当のメデイアを含んだ悪の連中のしでかした取り返しの付かない不正行為になった。
この築地市場移転問題はいろんな問題を含んでいるようだ。先日築地市場に言ったとき、移転に反対する東中労の看板に「公約破り、裏切り行政の横暴と欺瞞を断じて許さない」と言う。
役人もこの移転にかなりの噓をついているのだろう。容易に想像が付く。
解説する日が本当に来るのか 2016.7.17 |
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