勝ったのはどっち 朝日新聞 2016.9.28 |
2016米大統領選でのクリントンさんvsトランプさんのテレビ討論会のニュースを見て、嫌われ者同士の一騎打ちとなったが、クリントンさん優勢のように見えるが、トランプさんも「勝った」と主張、どちらにせよ日本への影響は大きく動向に注目だ。
私たちには選挙権はないが、成り行きに大きく影響されることは確かだ。エスタブリッシュメントのクリントンさんには「もう飽き飽き」との感が強いが、トランプさんは大富豪でありながら格差など、米国が抱えている社会現象に切り込もうとしている。大富豪(?)でなかったらもっと支持を得たのではないか。
「強いアメリカ」、「アメリカNO1」を目指すのは当たり前のことだが、米国には「世界の警察官」をやめたという考えもあるだろうが「世界のアメリカ」の考えは依然として存在する。
それに対して、中国が反抗しているしロシアも「自由主義vs社会主義」の構図で動いている。
今回のテレビ討論をニュースで見ていると、予め特訓したらしくクリントンさんに安定感が感じられる。一方トランプさんは今までの強気の発言、相手を罵倒する発言は控えた。
そのため世論調査ではクリントンさん優勢だが、トランプ陣営も「勝った」と思っているようだ。先にはニューヨークタイムズがクリントン支持の記事を配信した。
でも、どちらがアメリカ大統領になったとしても日本への影響は大きい。
日本はTPPへ主導的立場を鮮明にしているが両候補ともに反対を宣言している。トランプさんに言わせれば米国の製造業に打撃だという。日米安保もクリントンさんは常識的発言だが、トランプさんは駐留費を全額負担させるという。
何時までももやもやしている日米安保をどうするか、見直すチャンスにもなるのではないか。
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