2018年2月21日水曜日

景気が良いのに株価が下がる 何故だ


景気は良いのに株価が下がる。昨日の株価は22000円を切っているし、為替は106円97銭で大企業の想定為替を大きく上回っている。株価も高すぎるという専門家もいるが、何故従来の動きと違うのか。

恐らく要因はFRBと米国投資家の心理だろう。

賃金も上がり大幅減税で設備投資の動きも出て来て米国経済は好調だ。そこでFRBはインフレ懸念から利上げのペースを加速するだろうという投資家は見てドル高、輸出減で米国の景気は悪くなると考えNY株価が下がる。

当然にNYが下がれば東証株価も下がる。国内の経済指標に影響されているのではない。

しかし、黒田総裁が続投と言うことになれば市場は現状維持で安心するだろうが、株価は下がっている。でも日銀は出口戦略を検討しているはずだ。出口戦略が明らかになれば長期金利も上がり景気は悪くなり株価は下がる。

今後はFRB、日銀の金利政策の動向が為替、株価に大きく影響する。

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