2018年2月6日火曜日

米で金利上昇、株安へ:コンピューターによる瞬時に大量の取引の結果では

株大幅下落を伝える スクランブル 2018.2.6
今朝(2月6日 )のテレビで株価1100円安の21573円、1ドル10901銭、米国の株安を受けて東証も値を下げていると伝える。前日の23000円台を大きく割ったのだ。これほどの大きな動きは又、コンピューター取引で瞬時に大量の売買の結果ではないのか。新聞は世界的株安の見方をとる。

要因は、米国の金利が0.4%上昇し長期金利が2.8%になり投資家が景気悪化を警戒したらしい。景気が過熱するのを抑制するために利上げのペースを加速するのではないかと見たのだ。FRB議長がイエレンサンからパウレルさんに変わったばかりで市場はまだ理解していないのだ。

米国経済は雇用も改善、賃金も上昇し好調で株高であるはずだが長期金利が上がりFRBが利上げのペースを上げるのではないかとみられ株価は1500ドルも下げ株安に動いた。

当然、ドル安・円高で109円だ。こういうときは何時も安全資産とみられ円が強くなる。

これだけ大きな株価の変動は、多くの機関投資家はコンピュータープログラムで瞬時に売買をしているのだ。各社が提供するプログラムはほとんど同じだから全てが一方向で決まってくる。だから変動が大きい。

投資家は企業を育成したり、世界経済のことなど考えず自分の利益確保のためだけに動く。株価が上がっていると思ったら下がる。利益の確保をやったというのだ。

長期金利の動きをどうやってプログラムしているのか。どのレベルになったらどうせよとプログラムしているのか。専門家には分かっているのだろう。

経済指標のチョットした動きをカネ儲けに反映させる。金融工学は凄いが企業の育成、世界経済の安定を考えてはいない。

世界中でどこか開いている市場で機関投資家は儲けをはじき出すのだ。


テレビは速報で今日6日の終値を21610円と報じた。

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