東京での新感染者数が201人になれば、「過去最多の200人超え」、19日107人に減ると「決して少なくない、累計で3000人超え」とメデイアは不安をあおる報道をする。どのテレビ局も同じだ。
確かに感染者数の増減で一喜一憂しても仕方がない。今後検査数が増えれば増加するのだ。少し長い目で推移を見る必要が出てくる。
テレビの報道スタジオの様子も変わった。MCが距離を取って座り、コメンテーターも中継が多くなってきた。報道ステーションのMCが感染して以来注意しているのだろう。
「人と人との接触を極力8割減らせ」と緊急事態宣言は言う。ところが現状は「テレワーク実施27.8%、実施せず70.3」で休日は人手も減るが、平日はあまり変わらずということらしい。
それもそうだろう、町工場は社員が出社しなければ仕事にならない。官庁も機密資料が多く家に持ち帰りできないらしいし、民間会社でも印鑑のいる仕事もあるらしい。
でもそんな中でもクラスター対策班の西浦先生が言うように、8割接触を減らさなければ感染者数の減少は期待できないのだ。
出社しなければならない場合は5時~14時の間で1時間ずつ時差出勤だ。2.5km以内は出社し、2.5km以上はテレワークと言う。県をまたいでの出社は控えた方がいいのだ。
通勤電車での接触を避けるためだろうが、ある専門家によると、通勤電車は駅に着くごとにドアーが開き空気が入れ替わる。大きな声を出したり、大きな呼吸をすることがなければそんなに気にすることはないともいう。
基本は「人込みに出ない」「人込みを作らない」「複数の会食、会話も危険」なのだ。
今、全国的に展開されている緊急事態対応の結果は2週後にわかる。問題はGWの人出の自粛だ。GW後の緊急事態宣言をどうするかが最大の安倍政権の試練だろう。私たちは人との接触を削減する努力が必要だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿