2023年5月15日月曜日

プーチンは「停戦」時期を誤るな:ロシアは不利な立場になっていないか

 プーチンのウクライナ侵攻も意向に反する結果になりつつある。侵攻目的が「西側が仕掛けた戦争」「ウクライナでのロシア人迫害を守る」「ロシアの安全保障でNATO拡大を阻止する」などが上がっていたと思うが、ほとんどが裏目に出て、結局はロシアは世界から孤立、NATO拡大で国境線は伸び、安全保障には負担増、兵器、弾薬の不足はロシアの軍備の脆弱弱さ見せつけ、イランや北朝鮮の「ならず者国家」から兵器などを購入するしかない。

ロシア国内も混乱している。完璧と思われた防空システムをかいくぐってのクレムリン無人機攻撃(?)には驚いた。ウクライナの仕業と言う説もあるがロシアの自作自演説が大きい。

国防省とワグネル創設者との確執は戦争を続行できる体制ではない。理由が弾薬が足りないというのだ。

新聞報道ではロシア軍のヘリ、爆撃機4機が撃墜されたという。SNSで映像が流れるし、ロシア自身が発表した。ロシアの司令部もミサイル攻撃を受け、爆発したという。

東部の重要拠点の抗争もロシア後退、ウクライナ進軍の結果になり、ウクライナの5月反転攻勢の勢いに乗るか。ゼレンスキー大統領はまだ時間がかかるという。欧米からの支援を待っているようだが、イギリス、ドイツが兵器供与を発表した。

プーチンはEUの団結力をみあやまった、力による現状変更は多くの国G反対している。ウクライナ後のロシアの世界での立場をどう考えているのか。

80%以上の支持率で来年の大統領選を勝ち抜こうとしているのだろうが、プーチンは戦争犯罪者として逮捕状が出ている。プーチンが選出されればロシアが戦争犯罪国になる。

一時も早く停戦に持ち込むことが犠牲者を減らす最良の方法だ。プーチン自身が決断すべきだ。


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