2023年5月25日木曜日

落としどころが見えないウクライナvsロシア戦争、いったいどこまでやるつもりか

 今の世界的混乱の元凶はロシアによるウクライナ侵攻であり1年以上たってもその解決どころが見えてこない。はっきりしていることは、プーチンの無謀さ、国連機構の役立たずだ。誰だってウクライナ侵攻が解決すれば経済状況も大きく変わることぐらいわかっている。

期待していたG7広島サミットも、解決策を探すよりもロシアの力による現状変更に「力で対抗しようとする姿勢」か。

G7参加国は ウクライナを強力に支援することで一致したが、逆にロシアは欧米の動きに「対抗しようとしている」と反論する。

ゼレンスキー大統領の訪日参加もロシアに対して友好関係を維持しようとしているグローバルサウス国であるインドやブラジルと会談することだったが、インドの首相とは「政治的、経済的問題ではなく人道的問題」「解決のためには何でもする」との発言を取り出したが、ブラジル大統領とは会談できなかったが「「ブロックで対応するのではなく国連の仕事だ」と発言していた。

インドはすぐに人口が世界一になるようだし、経済面を考えると天然ガスなどエネルギーを安い価格で大量に輸入、経済制裁に対して逆行していると批判されている。ブラジルは農業でロシアの化学肥料を必要とする。これも経済制裁の抜け穴だという。

先進国は経済制裁を強化するも、アジア、アフリカ諸国ではロシアの経済支援を期待する向きが大きい。これらの諸国に先進国が経済支援することが必要になるのだ。

結局はウクライナ支援強化になった。

兵器の供与、ウクライナが望んでいたF16戦闘機も供与、パイロットの訓練が始まったという。これでウクライナは防空システムの確保ができ迫っている大規模反撃に貢献できるか。

今までロシアによるウクライナへのミサイル攻撃の映像がSNSで世界に発信されていたが、ロシアに目標物の正確さに情報を与えることになるので、ウクライナがSNSへの投稿を禁止したという。

ロシアからのミサイル攻撃を正確に迎撃しているようだが、迎撃した残骸は落下し被害を大きくしている。ウクライナは先制攻撃できないのか。黒海のロシア艦隊を撃滅できないのか。

兎に角どちらかがギブアップするまで持久戦になるだろう。プーチンも戦争犯罪人としてICCから逮捕状が出ているが、加盟国に出国した時点で逮捕できるか。難しいだろう。






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