19日の広島サミットは、危惧されていたバイデン大統領が出席を表明したので、一応の体裁は整うことになるが、議長として大任を担う岸田総理は大丈夫か。
大きなテーマはいろいろあるが、「核兵器のない世界」「核兵器禁止条約」では参加国を取り込むことができるかだろう。唯一の被爆国である日本、広島、で開催されることはそれなりに意味はあるが、「参加国を取り込む」には日本自身が条約に批准すべきではないのか。姿勢が曖昧な日本の主導に誰が信用するのか。
また、ロシアのウクライナ侵攻問題では「力による現状変更」「国連憲章を守れ」ということだが、他人事ではない。日本は北方4島でロシアに不法占拠されたし、竹島も韓国に占領された。この事実をどう説明するのか。
ゼレンスキー大統領は以前に「北方4島もロシアに不法占拠された」「日本も戦え」と提案されたことがある。大統領もオンライン会談するらしいが、万一この発言をされたらどうするのか。議長国に恥をかかすことがないだろうが。
どっちにせよ、サミットをうまく乗り越えても岸田総理にかかる責任は重い。
覚悟が必要だ。調子に乗っていてはいけない。
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