一応今回の岸田総理の出身地である広島サミットは、岸田総理の意気込みを反映してか、表面上は成功裏に終わったように言えるが、大きな宿題を抱えたことになる。
一つは原爆資料館見学に対すry米国バイデン政権の抵抗だ。米国が2度に分かれ日本に原爆を投下した是非は当然に二分されている。むしろ投下に否定的感がrが大きい。バイデン大統領は大統領選も控え問題をほじくり返したくないはずだ。だから先のオバマ大統領の時の発言が踏襲されている。
おまけに、プーチンも核兵器使用をちらつかせ「米国の広島、長崎への原爆投下に言及し、批判を回避しようとした。乗っかるとプーチンに利する結果になりかねない。
それでも原爆資料館訪問を強行する岸田総理に多くの制限を加えたようだ。これが今後の岸田政権とバイデン政権の溝に発展しないか心配だ。
2つ目がゼレンスキー大統領がロシアによる北方4島占領に触れたことだ。「ウクライナは領土奪還を夢見ている。日本もロシアに占領された北方4島の領土を取り戻すのと同じように」と、私の記憶では2回目の発言だ。
しかし岸田総理はロシアのウクライナ侵攻には口を出すが、日本の問題である北方4島についてはほとんど発言していない。16日は、ロシアが北方4島、千島列島で防空訓練をし議長国をけん制したが政府からは何ら発言がなかった。
大きな宿題となるだろう。
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