2012年10月7日日曜日

兎に角、臨時国会を開く事が野田総理、国会議員の責務では


兎に角、臨時国会を開き「政治を進める」のが野田総理、国会議員の責務ではないか。野党からの解散要求、田中法相の外国人政治献金疑惑での追及に怯えて国会が開けない民主党執行部、片や解散時期への言及と引き換えに国会審議に応じる姿勢を崩さない自民、公明党の国会外での駆け引きが続いている。

どちらを支持するかと聞かれれば、どちらも支持できない。

執行部同士のあいさつ回りの後、党首会談と国会外での駆け引きが続くが、民主党の標榜した「わかる政治」、「開かれた政治」とは180度違う政治が展開している。マニフェスト違反以上に国民を騙していることになる。

憲法の規定からも、野田総理は臨時国会の召集を決定しなければならないし、総理がしなければいづれかの議院の総議員の四分の一以上が要求し召集させることができるのだ(憲法第53条)。

どんな理由があれ、野田総理、国会議員は国会を開会する責務があるのだ。

駆け引きは止めて、国会で議論を尽くし、政府と国会の考えが違えば総理は解散権を行使すればいいし、野党は内閣不信任決議案を提出すればいいのだ。

国会を機能させるのが、今一番求められていることだ。

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