2012年10月31日水曜日

野田総理の解散時期発言:「条件が整えば」、これがギリギリの線だという

国会2日目、自民党安倍総裁が代表質問にたったNHK国会中継を聞いた。安倍総裁は約束を守れと解散を要求したが、野田総理は「時期についての言及は、縷々ギリギリの線だ」と従来の考えを繰り返した。

安倍総裁は、「近いうち解散」、参院での問責決議を重く受け止めるというが、年内に解散する約束を果たす気持ちがあるのかと問う。

この質問中に民主党席からヤジが飛び聞きにくくなる。安倍総裁は選挙になれば落選する恐怖はわかるが、静かに聞いてくださいと注意した。

これに対して野田総理は、特例公債法、1票の格差問題での選挙制度改革、そして一体改革の国民会議で条件が整えば(環境整備後に)きちっと自分で判断するという。また参議院での問責決議も深く受け止め、それを踏まえてのギリギリの線なのだともいう。

そして前原大臣の発言は、政治家個人の考えだと交わした。

それでも自民党は解散時期の明言を要求し、政治の駆け引きを続けるのか。


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