2025年10月31日金曜日

今、「利上げ」か「据え置き」か:アベノミクスの浜田先生曰く「利上げの時」と

中央銀行の役目は金融政策によって物価の安定、経済の成長することだが、今日本の物価は2.9%で3年続けて2%を超えている。日銀はトランプの高関税もあってインフレ懸念もあり金利の据え置き」を決めるが、高市政権は経済成長を目論み「利下げ」発言だ。

アベノミクスを継承する高市政権は「積極的財政政策」で「緩和的金融政策」を続けるという。

そんな時、アベノミクス提唱者の浜田宏一エール大名誉教授 が「今は利上げの時だ」と言い出した(朝日新聞2025.10.31)。あの時1ドル80円台、デフレであったが、今は為替も150円台、物価も2.9%、インフレではないか。経済状況が変われが考え方も違ってくる。デフレマインども変化しているはずだという。

統治なかなか成果が表れなかったアベノミクスであったが、浜田先生は「雇用が増えたのだからそれでいいじゃないか」と開き直っていた。

物価も今後どうなるか、専門家はインフレを懸念して」「利上げ」を提唱するが、日銀はトランプ関税もあって景気の下振れも心配し「利下げ」まではいかず「据え置き」処置だ。

久しぶりに浜田先生の話が伝わった。デフレへの懸念もあるだろうが、それがひょい埋めんかしたら利下げすればいいのではないかという。政府は市場の反応を過度の恐れて金融引き締めができないような日銀であればいらないという。

高市政権の金融政策と日銀の考え方のどちらが正しいか。その前にアベノミクスの検証をすべきではないのか。

主流派、正統派経済学者がだんまりを続けていていいのか。


2025年10月30日木曜日

トランプー高市初会談を見る:これが一国の総理の振る舞いか、「次はこうもいかないぞ」?

 今回のトランプー高市会談は米国の要求に沿った方向で実施されたのか。高市総理の振る舞いは一国の総理とは思えない。しかし日米関係をアピールするには結構効果があったか。

トランプ大統領、高市総理ともに共通の友人として安倍氏の存在があった。

ゴルフ外交、米国製兵器を大量に買い込む安倍総氏はビジネスマンとしてのトランプ大統領に高評価だった、一方高市総理は保守派として安倍政策を継承することを宣言しているが、具体的戦略は見えてこない。

トランプ専用車に乗ったり、専用ヘリコプターで米原子力艦に行く姿は密着性をアピールするシーンだったろう。

しかし、「次はこうもいかないぞ」と思えることもうかがえる。

トランプ大統領の機嫌を取るために防衛費⁀を対GDP2%に前倒しすると言うが、財源はどうなっているのか。

これもトランプ大統領が重視する80兆円もの米国内への投資も日本と米国では食い違いが目立つ。

トランプ大統領の機嫌取りの会談も成功をアピールすることには成功したが、問題はこれからだ。国政にどう生かしていくか。

国会審議で野党との議論に注目だが、うまくいかなければ解散総選挙と言うことになるのか。


2025年10月29日水曜日

温室効果ガス削減目標、ビル・ゲイツ氏も「重点を見直す時では」と

 新聞によると国連の気候変動枠組み条約(UNPCCC)事務局が各国の温室効果ガス排出削減目標をまとめ発表した。11月の気候変動会議COP30が開かれるが提出した組の排出量合計は世界全体呉30%だという。

これじゃ目標の1.5℃に抑えることなど出来ないのではないか。

驚いたことに排出量が最大の中国、EU,3位のインドは提出していないというし、2位の米国は脱退するという。

そんな時、共同通信が温暖化対策に力を入れていたビル・ゲイツ氏が対策を巡り「短期的な温室効果ガスの排出目標に過度に焦点を当ててきた」と対策の重点を見直すべきだと提案した。

COPの会議も各国の削減目標とともに後進国への経済支援がテーマになっているが先進国からの経済支援が大きな課題になっている。米国もこの点に疑念を持っている。

処で今、平均気温や大気中のCO2濃度がどうなっているか、調べたことがあるか。

いぜンは400ppm、14.6度と言われていた時があるが、最近は423.9ppm、気温は詳しくはわからないが15.6度ぐらいではないか。気温と濃度の推移を記した資料は見当たらない。

Co2など排出量との関係があいまいなので、太陽黒点などの自然現象説ももう一度比較調査した方がいいのではないか。アラスカ大学の赤祖父先生は自然現象説の提唱者だ。

先生に言わせれば、5/6が自然現象、1/6がCO2などの温室効果ガスの影響とみている。

もっと基本に立ち返って見直すべきではないか。ビル・ゲイツさんもそのことを言っているのではないか。



安倍氏への冷静な評価を:トランプ外交での「安倍」と銃撃事件の「安倍」

28,2日のメデイアの報道はトランプ訪日での外交面での「安倍」と旧統一教会問題で銃撃事件が起きた「安倍」として、安倍氏の二面性が露わになったが、私たちは安倍氏を冷静に評価したことがあるか。

トランプ訪日、高市総理との会談はトランプ氏の安倍氏との付き合いが大きく貢献したようだ。しかし科んげてみればゴルフ外交、お土産に大量の米国製兵器を購入するビジネスではなかったか。

一方、旧統一教会問題で「安倍氏を銃撃」した裁判では被告人はすべてを認めた。母親が旧統一教会に多額の献金をし、家庭崩壊、人生を台無しにされた山上被告が殺人罪に問われているのだ。

旧統一教会は、岸家依頼安倍政権に至るまで選挙では自民党を応援、巨額な献金を集めて韓国の本部に送金した。その犠牲にもなった山上被告が旧統一教会と深い関係にあった安倍氏を銃撃したのだ。

その旧統一教会のトップが韓国で起訴され収監されている。

安倍氏の功罪を検討すべきであるが、政治の面でも安倍継承と楽なことを言わずに、米国追随でない政策実行が高市総理には求められるのではないか。

2025年10月28日火曜日

トランプの防衛増強要求GDP比3.5%:米国のミサイルなどを大量に買えと言うのか

トランプ大統領 は米軍駐留国に対してもっと軍事費を挙げろと言う。対GDP比3,5%だ。日本に対しても「米国は日本を守るが、日本は米国を守らない」と一方的義務に不満を言う。対GDP比2から3.5%も臭わす。

28日のトランプ、高市日米首脳会談では日米関係は強固なものでアメリカは日本の最大の観方だという。おまけに私が日本にできることは何でも言ってくれ」とまで言う。

高市総理との会談は初めてであったためにリップサービスの傾向もあるが本音は鵜呑みにはできない。

本音はもっと軍事費を出せというのだ。ミサイルやジェット機、防衛装備品をもっと買えと言うのだろう。そうすれば米国の貿易にも貢献する。今回は2兆5000億円を予定しているという。

トランプ大統領は増額を要求するが対GDP比%と言うとGDP600兆円とすると12兆円だ。石破前総理が「それは日本で決めること」と反論していたのを思い出す。

日本だって何もしていないのではない。

対中国、台湾有事を考え、宮古島など南方諸島に基地を展開している。予防着陸が多いオスプレイも多数保有している。

また他国と違って日本領土に多くの基地を構え批判の多い辺野古移設も進んでいる。犠牲も大きいのだ。

そして注意すべきは沖縄駐留があってこそ米軍の海兵隊組織を安価に維持できているのだ。米国はそのことがわかっているのか。

また米軍は経費削減のためにグアムに一部移転したが、多くの費用を日本が負担す手いる。

また、日本は人口減、高齢化で自衛隊員になる若者が減っている。そんな中で国土防衛を米軍に頼らざるを得ないのは明らかだ。

軍事に関して詳細を議論することは対中国、ロシア、北朝鮮の関係宇もあってできないが、少ない予算でも合理的に運用できるようにしてほしいものだ。政府も日本の貢献度をしっかりトランプ大統領に説明すべきではないか。

しかしトランプ大統領をノーベル平和賞推薦は本気か。

いいじゃないか 少数与党:政策も政治家の質も向上しないか

 高市総理は安倍警鐘を謳っているが、野党の勢力を潰無州ことに腐心し、一強独裁政権を作り上げ、異次元の金融政策、財政出動、規制緩和などに取り組んだ。しかしその7アベノミクスもまともに検証されず、高市総理は継承するというのだ。

規制緩和では私利私欲に徹し、メデイアで批判されたが、ウヤムヤのうちに終わり、「政治とカネ」旧統一教会問題では今@本的な対応はできていないままで、安倍に続けばよかった8年間だった。

しかし、少数与党になった今、野党との協力が必要になってくる。今まで高市総理がメデイアで発していた保守色も野党が加われば高市カラーも引っ込めざるを得なくなる。

少数与党にあって、政策もより透明性が必要になるし、さらには政治家の質の向上も必要だ。野党も反対ばかりでなく提案する政策に実効性が必要になる。

高市総理は外交で「世界の中心で咲き誇る・・・」と安倍さんのフレーズを繰り返すが安倍さんとの違いも出す必要がないか。

脱安倍の高市カラーを期待したい。


2025年10月27日月曜日

本当に離れた保守層が高市総理で帰ってきたのか

自民党は3つの選挙で惜敗、その要因に岩盤支持の保守層が離れていったという。一方今回の高市政権で何が変わったのか。朝日新聞(2025.10.27)の世論調査では自民、維新が政党支持率を上げたが、高市政権の支持率はメデイアによって違うが64~71%で、女性初の総理にしてはこの程度かと疑問がわく。

高市氏は保守層最右翼と言われているが、選挙では「異次元の柔軟さ」を訴えて保守色を和らげようとしている。

本当に保守層が返ってきたのか。自民党が負けた要因は「政治とカネ」、旧態然とした政治姿勢ではなかったのか。

自民党を選んだ18~29歳で15から33% 、30代では12から35%だ。確かに帰ってきたとも思われるが、クリーンな政治は期待できない。

今後は少数与党の立場で基盤の弱い高市さんは「数合わせ」で政権運営をしていかなければならない。野党の「数合わせ」を批判していたのは自民党だったが、今後は自ら「数合わせ」に励むことのいなる。

政策では安倍政権の継承を謳うが、安倍政権時の一強独裁政治で野党の勢力潰しにかかった。アベノミクスも検証されていない。積極財政が今後も通用するとは思えない。

安倍警鐘を言うのは楽だが、その是非も検証が必要だ。「クリーンな政治」は期待できないのであれば、さや目の解散総選挙で国民に信を問うべきだ。

高いり政権は国民の信を問うていない。

2025年10月26日日曜日

高市政権支持率71%:女性初の首相誕生でもこの程度の支持か

女性初の首相 誕生にしてはこの程度の支持率とはどういうことか。女性初と煽っているのはメデイアだけなのか。読売新聞が2025年10月22日に発表した世論調査の結果だ。比較として小泉さん87%、鳩山さん75%、菅さん74%、細川さん72%、安倍さん第一次70%、第二次65%、野田さん65%、岸田さん56%、石破さん51%だ。

このことから考えても特に女性として意識されていない。20~59歳の層では高い支持率だったが、60歳以上では低い。

公明党が離脱したこと、必死で高市票を得ようとしたこと、ジェンダー平等、センタ汽笛夫婦別姓制度のげんきゅうしなかったこと、そして安倍継承を謳ったことも要因なのか。

安倍さんのように「世界の真ん中で・・・」とか、保守色を超えタカ派を打ったことは中国からも警戒されている。

しかし、今日の「ビートたけしのTVタックル」でも政権支持率は64%だったことを考え特に女性首相で「ガラスの天井」を打ち破ったと言う印象は持たれていないのだ。

外交が続く政治日程というが、問題は国会審議だ。政権と意見が合わないときは解散総選挙ということになる。そうなると本当に国民が審判を下す時なのだ。

「クマよ ここは人間の生活圏」と言ってもわからないか

 新聞配達の断層がクマに襲われた事件から「あれよあれよ」という間に毎日のテレビニュースはクマ被害に集中しているようだ。新聞補油道では死傷者は172人で、そのうちの114人が市街地など山里であっているという。

既に人家近くの柿や栗などのほかに玄関先でであったり、建物を壊して中まで入って餌になりそうなものをあさっている。人間が出したごみ集積暑ばかりではない。

原因は山での餌になるドングリなどが凶作で親子ずれで市街地まで出てきている。大体子熊は2匹というがこの間にテレビでは4匹を連れているシーンもあった。

クマは高い率で増加している一方で、人間の方を見ると高齢化に人口減で山里は荒れ放題。耕作地の放棄が増えている。そこにクマが侵入しているのだ。

人家の庭にある柿の木、栗の木の伐採、果樹園は電気柵を設けてクマの被害を防止している。

佐多氏がクマに注意の標識を見たのは、軽井沢の白糸の滝で登山道入り口に「クマに注意」の標識があった。鈴やラジオなど音の出るものを携帯するよう注意していた。

現役時代にバーべキュウで大きなヤマメを持ってきた社員が「クマにあった」と経験を話した。両手を広げて、大きな声を出したら逃げていったという。こちらが大きな動物と思ったのだろうという。

クマに会ったら連絡することらしい。

自治体の職員や警察官、猟師が集まってクマを追跡している。駆除の許可が出ると猟師が銃で撃つらしいが、「怖い」という失敗したら逆襲してくるらしい。

麻酔銃はどうかと思ったが、猟銃に近い制限があるし、あたっても麻酔が聞くまでに5~20分かかるらしい。万一失敗すると回収する必お湯があるという。

結局はクマが近寄らないように工夫するしかない。

人間が出すごみ集積は、蓋の開け方を工夫しクマが容易に開けないようにして成功した事例が軽井沢である。

果樹園、農園はえさ場としてクマが記憶する。だんだん被害が大きくなり損害額もばかにならない。電気柵の設置で対応しているようだ。

また、自治体もクマ対策の専門員を要請するという。首輪をつけてクマの行動記録を見ると広範囲に移動している。何かを記憶し、繰り返し移動している。

玄関先や、建物を壊しての侵入では住民の対応も大変だ。登山やキノコ狩りで被害にあわないように工夫するしかないのか。

人間とクマに「すみわけ」は相談できないので困難だ。


2025年10月21日火曜日

高市・新総理の「異次元の柔軟性」発言:保守色イメージの回避か

 高市さんが予定通り237票の票を得て新総理に指名された。組閣が始まったが、目新しさは感じられず従来通りの自民党と思うが、国会での審議で本領が発揮されるか。

保守色、右翼を享保すれば党内でも不満が出てくる。中道リベラル色も必要なのだ。

安倍政策を継承するというが、すべての国民、自民党員が支持しているわけではない。異次元の柔軟性は必要不可欠なのだ。

自民党再生に向け、石破さんでダメで、高市さんならいいのか

 今回の自民、維新の会の連立合意は不思議な点が多い。高市さんは「総理になりたい」一身で野党と連立を模索し、保守、極右翼を嫌った公明が連立解消になったことでチャンスとばかりに維新の会が希望する政策を自民に丸呑みさせ、閣外協力の連立に合意した。

しかし、中道リベラルの石破さんがダメで保守派で右翼傾向のある高市さんでいいのか。あの「石破おろし」が高まった時に「石破止めるな」「石破続投でいいのではないか」という民意をどう考えているのか。

石破さんだって、総裁選で高市さんと争い、破って総理総裁になった。自民党は「政治とカネ」でクリーンな石破さんに期待したのだ。

ところが、石破さんは党内基盤が弱く政策に石破カラーを出そうものなら党内で反対意見が沸き上がり、石破さんは政策の腐心した。

度重なる選挙に自民が議席を減らしていったが、岩盤保守層が参政党とか国民民主に離れていったと敗因を解析されていた。

石破さんも仲間内で解散総選挙を考えていた節があるが、当時の森山幹事長に拒否された。党内運営を森山さんに頼る悲哀を味わった。

高市さんは政策、人脈で安倍派に頼る。

経済成長、財政出動ではアベノミクスの継承だ。政治とカネ問題では関係者を人事で重用しようとする。選挙を経て禊ぎは終わったというのだ。旧安倍派は高市支持だ。

私のような無党派層にしてみれば高市自民党を支持できない。

2025年10月20日月曜日

自民、維新の会の合意は大丈夫か:「議論を継続」「協議を継続」とは「やらない」と言うことでは

維新の会は自民党が重用する用語の意味を知っているのか。12項目の政策について維新の考えを自民は丸呑みしたという。しかし他の野党ともめていた消費税ゼロは「議論を継続する」と言い、企業団体献金廃止は「高市さんの人気の2027年9月まで協議会を立ち上げ「協議を継続する」という。

この「議論を継続」「協議を継続」とは自民党にとっては「やらない」ということと専門家は指摘する。

政権与党として自民党は消費税ゼロにするには財源が必要だが、財務省の言う財政健全化から考えると無理な話という。

また企業団体献金廃止は吞むことができない話だ。自民党は地方の議員の活動費まで賄わなければならず、これも呑めない話だ。だから先延ばしの協議を継続するというのだ。

自民党が常用する言葉に迷わされてはいけない。 

自民、維新の会連立実質的合意成立?:首班指名で高市氏231票になるのか

 自民と維新の会が連立に実質合意したという。高市総裁が執念を燃やしていた首班指名で231票を獲得できるのか。弱小政党へも声をかけているので半数の233を超えるのか。

公明党との折衝では「政治とカネ」企業団体献金廃止が主要な政策になっていたが、公明が連立を解消し維新の会が連立交渉の相手になってきたら連立にあたって何が主要な政策かわからなくなった。

今まで自民と野党で合意できなかった政策は先送りされ検討事項になり、新たに(?)議員定数の削減が特定条件になってきた。臨時国会で決定するというのだ。それがなければ維新の会は連立に入らないと吉村さんが強調した。

自民党は例のごとく難しい政策は先送りし、おまけに約束は破る悪い癖がある。維新の会はそこのところを知っているのか。

議員定数削減は民主党野田政権の時に安倍さんとの党首討論で解散総選挙を問われたとき、野田さんは「議員定数削減をやるのであれば明後日解散します」と発言し、安倍さんは「約束します、解散するんですね」と何回も確認していたことがあるが、結局は安倍さんは約束を破った。

こんな事例があるのだから、議員鄭州削減と言っても議員の1割50人を比例区で削減する方法もあるが、自民党など大きな政党は比例区は30%程度だが、小政党は60%にもなる。死活問題が。

また議員定数を削減していくらの費用が削減できるのか。議員1人当たり諸費用が1億円と言われている。50億円の削減でいいのか。もっと他の費用を削減すればもっと奥の費用が削減される可能性もある。

自民、維新の会で削減を決めるのではなく国会で然り審議する必お湯があるという意見も出ている。

また、地方選挙区を見ると自民と維新の会で候補者がバっテイングする選挙区が多いと言われている、今自民党議員、維新の会の議員は何も言わないが、内心はよくないと思っているだろう。

21日の首班指名に注目だ。「高市票」が231あるかどうか。

重要政策は継続審議で維新の会の35票が「高市票」に

 自民と維新の会が連立で合意するらしい。自民政権と野党がもめていた消費税ゼロ、企業団体献金廃止は自民党が受諾し総裁任期の27年9月までに実施らしい。

維新の会が最後に提案した定数削減も比例区で自民党が受託したという。

首班指名で高市票が欲しい自民党は今まで野党ともめていた消費税ジェロ、企業団体献金廃止を継続審議にし、政治改革の一つである「議員削減」も受託したという。

自民党は今まで反対していた政策をすべて維新の会の提案を受諾したのだが、本当に信じていいのか。先送りで逃げるのは自民党のお家芸だ。

また心配なのは、地方選挙区で候補者に調整をどうするのか。すでに不満が抱ているようだ。早い時期に連立は気にならないか。

2025年10月19日日曜日

落ち目の維新の会の起死回生策:議員定数削減と遠藤・首相補佐官人事

 急遽、自民と維新の会が手を携えることのなったらしい。これにより自民党が単独で政策を決めているという批判はかわせる。自民の高市さんは入閣を希望しているが、それだと「見え見え」と批判されることを維新の会は嫌った。

入閣し責任を持つのではなく、閣外協力として遠藤さんが首相秘書官に付いた。普通だと側近を採用する部署と思うが、遠藤さんは高市さんとどういう関係にあるのか。

高市政権は短命政権という見方が強い。入閣してもすぐにお払い箱では士気にもかかわる。

また、政策推進のための維新の会の与党よりとも見えるが、自民党は約束を破ることを繰り返している。

今回、企業団体献金廃止、消費税ゼロ問題も自民党が飲める政策ではない。維新の会は副首都構想b、社会保険料問題を掲げていたが、ここにきて議員定数削減案を提案してきた。臨時国会で提案しろというのだ。

維新の会は大阪で議員定数削減を実施し、政治改革は維新の会の1丁目一番地だ。これによって起死回生を図ろうとしていないか。

しかし歴史を見ると自民党は当初賛成しても裏切る経緯がある。野田政権の時に安倍ー野田の党首会談で安倍さんが解散総選挙を問うた時、「政治改革を約束してくれれば明後日解散します」という言質を取り安倍政権になったが、一向に約束は果たされていなかった。

今、高市総裁は首班指名で「高市票」が欲しいために各党に秋波を送っているが、実際に高市政権が発足した時に党内の反対を押しのけて約束を守る心意気があるとは思えない。

維新の会でも約束が違うという意見が出てくるはずだ。ここで国民を裏切ると消滅する維新の会だ。

2025年10月18日土曜日

プーチンと会談する度に考えがぐらつくトランプ:トマホーク提供より現状で停戦できないか

新聞ではトランプ大統領がウクライナへのトマホーク提供を承認するのではというニュースが流れ、これで状況は変わるかと期待していたが、プーチンとの電話会談後にトマホークは提供しない。現状で停戦せよと言い出した。

当初は承認するつもりだったのだろうが、プーチンとの電話会談後に考えを変えたようだ。プーチンがトマホークを提供すると両国間に問題が生じると言ったようだ。

トランプはいつもプーチンと会談すると翻意し当初の計画がうまくいかない。トランプは宇蔵今問題で仲介役は無理ではないか。

 

トランプ関税への最高裁判断:中小企業社長ら原告の勝訴が期待できないか

 トランプ大統領の関税政策に世界中が惑わされている。輸入品に関税うぃおかけるというのだが、海外の企業ばかりでなく米国内の企業も影響が大きい。関税訴訟は9件に及ぶと新聞に出ているが、あらゆる分野で高関税をかけているために、トランプが勝てなければ米国は大変なことになると裁判関係者をけん制する。

しかしどこの国でも同じことだが、下級審では原告勝訴、トランプ敗訴だが、最高裁での判断というとそうはいかない。

最高裁の判事は保守派が多い。トランプ有利との見方もされている。

しかし、米国は法治国家だ。原告の中小企業社長らも「代表なきところに課税なし」と英国からの独立戦争時の「ボストン茶会事件」までさかのぼって課税権限について訴える。

年内にも最高裁の判断が出るというが、トランプの傲慢な政策に歯止めをかける判決であってほしい。

維新の35票が「高市票」に:これで安定政権が期待できるのか

連立入りの絶対条件として維新の会の吉村さんが「国会議員数の削減」を言い出した。維新の会は12項目という幅広い政策からトータルで検討していると言い、副首都構想、 社会保険料のほかに国会議員定数削減を言い出した。

企業・団体献金の廃止よりは国会議員定数削減が今の自民党にとっては扱いやすいのか。削減目標は比例区らしい。比例区は地方区で落選した議員を救うために利用されているので自民にしても扱いやすい政策だが、過去に自民党が裏切った経緯もあり維新は警戒が必要だ。

連立の入るとしても入閣ではなく、閣外協力だという。

落ち目の維新の会と泥船の自民が手を結びあっての政権をつくるというのだ.

短命政権の傾向が強くなってきた。国会審議で政策を戦わせ対立した場合に解散総選挙だ。その時が初めて国民の高市政権への信を問うことになる。


2025年10月17日金曜日

今の自民は「高市票」が欲しいだけ?:政策は二の次で数合わせ?

 驚くというか、どうなっているにかと疑問がに怒る。立憲、国民、維新の会の野党が集まり反高市を目指すのかと思ったら急遽、維新が自民に駆け寄った。基本政策な自民と一致するのだから連立もあり得るというのだ。

吉村さんと高市さんの会談で維新の会は12項目の政策を提案したというが、高市さんは医師の会の入閣を含めた連立の提案を返してきたという。

窮地に立つ自民が首班指名で一票でも多くの「高市票」が欲しいのだ。政策は二の次らしい。

維新の会の主張する政策の主なものに、消費税2年間ゼロ、企業団体御献金禁止、副首都構想、社会保険料があげられるが、絶対条件は副首都構想、社会保険料であるという。

自民党と大きな違いがある消費税2年間ゼロ、企業団体献金廃止は絶対条件ではないというのだ。吉村さんは幅広い政策から検討していくともいう。

大きな政策上の違いは置いといて自分たちのやりたい政策を優先するのだ。

さらに高市総裁は参政党、N党にも手を伸ばしている。自民党としてのプライドはないのか。この一票の貸し借りは後の政局に大きく響かないか。

先の選挙での自民党の負けの理由は「政治とカネ」問題ではなかったのか。岩盤保守層が離れていった要因は何だったのか。

高市さんが総裁とし、総理を目指すことで国民の不信を取り戻す高尾tができるのか。

【後記]

どう言うことなんだ。維新の会の吉村さんが絶対条件は「議員数の削減」と言い出したようだ。高市自民党はどうするか。正式に提案されたあと、「持ちかえって検討」と先延ばしか、ウヤムヤのうちに言わらせるのか。

吉村さんの提案に、維新の会の連中も不満タラタラらしい。

2025年10月15日水曜日

視界不良の政局に会って無党派層として思う:今回は高市総理へ、その是非を解散総選挙で国民に問え

 確かに野党が結束すれば政権交代のチャンスだが、ここにきて国民民主、維新の会はともに基本的政策で一致しなければ立憲と連立は不可能と負い。一方立憲は何とかならないかと努力する。

首班指名は立憲が「国民民主の玉木さんを」とメデイアは流すが、本当は「玉木さんも」ということらしい。玉木さんも可能性があるというのだ。玉木さんは自分が首班の候補に挙がっていると誤解しメデイアに出ずっぱりだ。

しかし、エネルギー問題、安全補償問題は重要な基本政策連立を組むのであれば、お互いに一致する必要があるというのだ。そこのところを立憲、国民民主、維新の会の党首会談で確認したいと玉木さんはいう。

議席数が27,35の少数政党が148の議席数の立憲に政策を変更しろというのだ。おかしくないか。立憲も主要政策で国民の支持を得て148議席を確保している。先の選挙で11議席から27議席の伸ばしたとはいえ国民民主への国民の支持はまだ低い。次の選挙ではどうなるかわからないのだ。

ここは各党で自分の党首を首班記名し、高市さんが総理になる。高市さんに対する是非はその後の国会審議で政策を戦わせ、解散総選挙で国民に信を問えばいい。

高市さんとの党首討論、国会審議を注目すべきだ。


2025年10月14日火曜日

今日の新聞を読んで:自公連立解消で次の衆院選は立憲民主167議席、自民168議席の拮抗という

 自公連立解消で衆院選はどうなるか。各メデイアが注目し、それぞれ試算している。今日の読売新聞は先の衆院選からシミュレーションし、23議席で自民と立憲の当落が逆転し、自民と立憲の議席が伯仲するという。

公明党の持っている票は一選挙区あたり1~2万票と言われている。確かに衆院選の得票数を見ると次点との差が2万票未満の例が多い。私の東京の選挙区も自民党議員は有名人だが次点との差は8000票だ。

読売新聞のシミュレーションでは23議席のうち、19議席が自民落選、一方19議席が立憲民主当選となるり、拮抗するのだ。

160台の議席では過半数233議席に70ぎ駅足らない。多党化の時代にはいったのだ。どの党がキャスチングボードを握るか。

どうなる野党の首班指名候補:何故、146議席の立憲の野田さんでなく、27議席の国民の玉木さんか

 野党が結束できれば10年に一度の政権交代のチャンスだが、何故首班指名選挙の候補が国民民主の玉木さんなのか。野党第一党は立憲民主ではないのか。

以前新聞で、「立憲の野田」と書くことを他の野党に提案したら拒否されたことがあり、今回は玉木さんでもいいのではないかということになったらしい。

玉木さんは最近メデイアに出ずっぱりで、愛嬌を振りまく映像がテレビで流れる。確かに先の選挙で自民党が大敗し参政党、国民民主が徐民を離れた岩盤保守層の受け皿になったという。参政党は「日本人第一」国民民主は「懐を豊かに」のキャッチフレーズが国民受けになったという。

気をよくしているのか乗り気なようだが、エネルギー問題、安全保障問題など主要な政策の一致が連立では重要だという。玉木さんが候補になる穂であれば、立憲民主に主要政策で譲歩しろということらしい。

公明党に白紙に戻された自民党の鈴木幹事長も主要政策では一致することが必要と連立探しに躍起になっているようだが、自民党だって保守からリベラルまでいろんな考えの議員が集まって、党内政権交代で長期政権を維持してきたはずだ。

立憲民主も政策に余裕をもてと「のり代」を要求する。当然だ。玉木さんのようなガチガチの考えでは連立してもすぐに行き詰まる。

一方玉木さんはわきが甘くないか。女性問題でスキャンダルが明らかになり党内で処分を受けた。さらに、国民民主の党運営で資金面で問題はないか。党内で大きな権力を握っている玉木さんだ。

特に、自民党が下野すると、警察の力を使って玉木さんの不祥事の洗い出しをする危険がある。今までの非自民政権が短命であった実績がある。

ここは最大野党の立憲民主の野田さんを中心にまとまった方がいいのではないか。


2025年10月13日月曜日

立憲民主と国民民主の仲たがい:民進党と希望の党の合流時の小池知事の「選別」のわだかまり?

 支持母体連合も危惧している国民民主と立憲民主の「わだかまり」はどうして生まれてきたのか、解消できないのか。

政党の歴史を見ると2016年民進党は岡田代表の任期満了を迎え代表選で蓮舫さんが当選、2017年に前原さんが代表になったが、衆院解散の見通しで安倍自民党政権を止めるために前原代表は当時勢いのあった小池都知事の設立した「希望の党」へ民進党が合流する策に出た。

しかし小池知事は全員の合流ではなく「選別します」といいだした。リベラル派の排除に出たのだ。15人が排除されたために枝野さんは受け皿として「立憲民主」を設立した。

一方2018年に民進党の一部と希望の党が合流し「国民民主」を設立、玉木さんも代表になったのか。

この時の排除された議員と合流を許された議員との間にいまだに「わだかまり」があるのか。

政権交代のチャンスなので立憲の野田さんは「玉木首相でもいい」と会談を申し込んでいるが、玉木さんはエネルギー問題、安全保障で考えが一致しないことを理由に連立を拒否している。

エネルギー問題安全保障問題では保守系として自民党に近い国民民主だ。今では「総理大臣をやってもいい」と言っているらしいが以前はし尻込みしていたが考えが変わったのか。

2025年10月12日日曜日

立憲、国民、維新の会はこのまま野党的立場でいいのか、政権をとるのは今がチャンスでは

 公明党が自民党との連立を解消したショックは政界では大きいか。今後公明党は野党グループの会談に参加したい新聞は報じる。高市さんは「一方的に通告された」というが斎藤さんは以前から申し上げていたという。

人事の問題ではなく、「政治とカネ」の問題だというが、高市総裁になってから公明党より先に極秘で国民民主の玉木さんと会談したこと、公明嫌いの麻生さんが副総理として復帰したこと、政治とカネで批判されている萩生田さんが幹事長代行になったことなど公明党にとっては好ましくない事態が続いた。

テレビ番組でj公明が連立を解消したことに対して75%が賛成だという。恐らく多くの国民もそう思っているだろう。

そこで今後どうなるか。

首班指名でも自民単独では高市さんが196票だが、立憲民主、国民民主、維新の会が連立すれば過半巣の23議席にはいかないが、210議席にはなり、数合わせだけど自民党を超える可能性があり、政権交代のチャンスだ。

しかしなかなかそうはいかないようだ。

国民民主の玉木さんは立憲との連立に反対らしい。主要政策で一致を見ないままでの連立はありえないという。野党統一首班に「玉木でどうか」知効かれると玉木さんは尻込みしているようだ。

国民民主の玉木さんは自分たちの政策実現のために自民党と連立を考えるが、連立となると党が消滅する危険も感じている。

維新の会は「首都構想」で自民党の力を借りたいようでどうなるのか。

国民民主は先の選挙で自民党保守層を取り込んで議席数を伸ばし27議席になったが、SNSなどの影響で次の選挙ではどうなるかわからない不安がありそうだ。

しかし政策の違いはじっくり考えればいいことで、今は非自民党政権の樹立ををめざのが最善の方法ではないかと思うが。

恐らく今後、首班指名、国会運営が議希釈するだろう。政策で一致できない可能性は十分にある。その時こそ、解散総選挙だ。

早いうちの解散総選挙で国民に信を問うたらどうか。保守最右翼の高市さんを国民は期待しているかどうかもわかる。


2025年10月11日土曜日

和製サッチャーの思い込み過ぎの高市、早くも挫折?:解散総選挙で信を問うか

 自民党は総裁選挙で何が変わったのか。失った保守層を取り戻そうと保守層最右翼の高市氏が総裁に選ばれた。その結果、保守を鮮明にし政策は信頼する安倍政権のアベノミクスを継承するという。尊敬するのはサッチャーと言って和製サッチャーを標榜する。

しかし、高市氏の思うようにはいかない。急激な変化は野党に警戒感を植え付ける。

政治とカネの問題で根本的解決に至っていないまま選挙を戦い、多くの議席を失った。これを危惧する公明党が自公連立政権から離脱を宣言した。高市氏は「一方的に通告された」というが、公明党を甘く考えていたのではないか。

先の総裁選では麻生氏が高市総裁誕生に大きく貢献(?)し、経過を見れば古い自民党の体質を再確認したようなものだ。

一方、政策面も安倍政権時のアベノミクスの継承らしい。異次元の金融政策、積極的な財政出動、そして規制緩和だ。いわゆる3本の矢だ。

金融政策では金融緩和を長期に継続し景気を過剰気味に保って潜在能力の強化、賃金を上昇し続けるという考え方か。

しかし当時はデフレでアベノミクス開始時とは状況が違う。今は物価上昇も2%を超えインフレ状況だ。このまま金融緩和を続ければさらなるインフレになる。物価高対策は緊急の政策課題というが、どうなのか。

財政政策でも積極的は財政出動だ。今まで財政出動しても一向に景気は良くならない。車金が増えるばかりだ。

その点、財政健全化も視野に入れると純債務残高の対GDP比を今後引き下げていくという。いまは136%で米国は94%に比較しても悪い状況だ。先進国でも一番に悪い。

規制緩和はどうか。いろいろ検討されたが既得権益者が反対する。高市さんは「働き働き働け」というが、さっそく反対されていた。

アベノミクスは当時、正統派経済学者が皆反対していた。「検証を受けていない」学説だと言っていた。今同評価されるか。

一強独裁政治を成し遂げた安倍政権時とは今は違うのだ。

そして、一番大事なことは政局運営ができるかだ。

今は少数与党、単独では過半数を取れない。野党と連立が必要になるが、高市さんのように保守色を強く出せば他の野党は尻込みしないか。

公明が連立を解消した事実は大きい。単独自民にどの党が連立するのか。

高市総裁は短命に終わるか。場合によっては解散総選挙で国民に高市政策の信を問うことになるか。



2025年10月10日金曜日

26年の自公連立解消へ:「政治とカネ」問題で公明党は我慢ならなかった?

 25年という長い期間連立を保ってきた自民党と、公明党が今日で連立を解消するという。自民党の高市さんは記者会見で「公明党が一方的に解消する」と言ったというが、政治とカネは選挙でも大きなテーマになったが、自民党は都合ではっきり対応ができなかった。

自民党196議席、公明24議席であるが、今度は自民党がどの党と組み過半数を確保するかだが、事情があって大変なようだ。

公明党も連立を組んだまま選挙を戦えば、「選挙とカネ」で議席を減らす可能性は大きい。一方で一選挙区で公明票が2万票あるとすると、次点と2万票差しかない自民党候補者は落選の運命だ。反対に公明党も自民党の支持を得ている選挙区がある。

公明党も「下駄の雪」と揶揄されて惨めな思いをしただろうが、今後は公明党として政策を推進する必要がある。


2025年10月9日木曜日

中國、ロシアは高市総裁をどう見ているか:領海領空侵犯に厳しい対応を

今回の高市総裁誕生に中国など近隣諸国は、保守系最右翼と見て警戒しているとメデイアは伝えるが、本当に高市総裁は国土、領海を守るために中国、ロシアに果敢に対応できるか。 

一番いい評価法は中国が尖閣諸島での領空、領海侵犯の頻度を落とすかどうか。ロシアが日本領空をけん制飛行する回数を落とすかどうかだ・

今まではその都度大使を呼んで警告したりしているが、直接の侵害行為にどんな対応をするかだ。

中國、ロシアの審判行為に果敢に対応することが重要だ。従来通りの対応では高市総裁は大したことはないということだ。

小池都知事、高市新総裁に思う:女性政治家の一時の人気に飛びつく危険

小池都知事と新しく自民党総裁になった高市さんとの共通点(?)はテレビのキャスターから政治の世界に踏み込む経緯が同じ政治家だが、一時の人気に飛びつき首長や総裁に選ぶと危険性がある。

だから人気を得てもしばらくは立ち止まりその資質を見直すことも必要ではないか。新総裁に高市さんが選ばれたが、今の状況を考えると本当に良かったのかと思わないか。

小池都知事のことを考えてみよう。

テレビのニュースキャスターから人気を得て政治の世界に。政党を渡り歩きながら自民党で活躍(?)したが、活躍の場がなくなったとみてか、東京都知事に転身した。人気があるだけにトップ当選だ。それ以降、小池さんに対抗できる政治家が育っていない。

小池さんも都知事の立場を利用し、新党立ち上げまで言った。希望の党だ。

それまで民進党(?)に会って何時泥船から脱するか狙っていた民進党議員が全員希望の党に移ることになった。しかし全員を受け入れるのではなく小池さんは「選別します」と言い切った。

選別の結果、希望の党に移れなかった議員を枝野さんが受け皿として党をつくりそれが立憲民主党なのだ。

選別されず移った議員も希望の党の人気が落ちたために国民民主党を立ち上げた。

その時のいざこざが今、立憲民主と国民民主がうまくまとまらない要因なのだ。言ってみれば小池さんの気ままな考えに流されたことになる。

一方、高市さんんはどうか。保守派としても相当右翼だ。少数与党として他の野党と連携が必要になるが、公明党からの警戒感をもって見られている。過半数を確保するために与党との連携がうまくいかないらしい。

日本初の女性総理などと調子に乗って選んだが、国会運営はどうなるのか。

高市政権は傀儡政権で高市さんも本音を隠しての政権運営に当たらなくてはならないか。場合によっては解散総選挙で短命政権に終わる。

2025年10月8日水曜日

高市政権は短命か:首相指名もギクシャクでは、解散総選挙か

自公政権が少数与党と言っても今回の高市総裁誕生で過半数確保が微妙になってきた。指名選挙では高市氏が指名されるだろいうが、過半数を得られなければその後の国会運営は難しい。

解散総選挙に打って出るしかないのではないか。それだって「政治とカネ」「旧統一教会」問題で自民党は「解党的立て直し」ができていない。おそらく解散総選挙でも自民党は敗北だろう。

そこで立憲民主、日本維新の会、国民民主、公明党がどう票を伸ばすかだ。

現状は自民党無所属の会196議席、立憲民主党48議席、日本維新の会35議席、国民民主党2議席、公明党24議席などだ。

公明党が自民党と与党を構築できなければ、お互いに大幅に議席を減らすだろう。立憲民主がどの程度伸ばすか。国民民主は単独で50議席を確保と豪語している。何を考えているのか。野党が現状をしっかり把握し、自民を押しのける力を発揮すべきだ。

2025年10月7日火曜日

高市新自民党?:日が経つに従い旧態然とした自民党の姿に

 自民党新総裁に本命視されていた小泉さんを破り高市さんが当選した。石破総理の中道リベラルから大きく保守に舵を切ったかに思えたが、安倍継承という通り旧態然とした自民党の姿が浮かび上がった。

岩盤支持層である保守層が参政党や国民民主に流れたのが敗因と見られ、保守層を取り戻すにはどうするかが争点にもなった。

流れを変えたのは高市さんが党員票の多くを得たことだ、そこに麻生さんが麻生派を率いて総裁選では茂木さん、小林さんに票を与えた。そして決選投票では2人の票を高市さんに回し、大差で高市さんが当選したという。

新聞のも出ていたが、高市さんは「支持してもらえれば後は好きなように」と麻生さんに行ったという。そして今回の高市人事にも麻生さんや麻生派の動きが目に留まった。

麻生さんは副総裁、幹事長には鈴木さんなど会おう、茂木派を多用し功をねぎらったか。

ところで高市さんは何がやりたいのか。イギリスのサッチャーと言ってみたり最後は安倍の女性版と言う。熱烈な安倍支持者だ。安倍政権時n一党独裁政権と言う強い政権を目指すのだろうが、決していい例ではない。

安倍政権のなのが良かったのか。

経済政策のアベノミクスは今では失敗例だ。当時も正統派経済学者はみな反対、批判していた。

高市さんは積極財政で財政出動に景気に刺激を与えるようだが、今までそういう経済政策で成功したためしはない。皆税金の無駄遣いで借金だけかさ上げになっている・

物価高対策が優先課題だが、どうするのか。円安から利上げで円高にもっていくのか。

今野自民党政権では自民党の思うようにはいかない。少数与党だから野党を組み込む必要があるが、参政塔は連立否定、国民民主も色気を見せあるが、組み入れれば党が消滅する危険もある。

公明党は高市さんの英字紙所為に疑問を持っている。

麻生傀儡政権にどんなチャンスがあるのか。派閥政治復活、「政治とカネ」「旧統一教会」問題など野党は攻撃材料を持っている。


2025年10月5日日曜日

高市新総裁は私たちが選んだ総理になるのか

 今回の自民党総裁選はなんだったのか。ふたを開ければ前回と同じ高市、小泉、林、小林、茂木の5人だ。一番最初に宣言したのは茂木氏、最後はいつものように本命視されていた小泉氏だ。

選挙では岩盤支持の保守層を参政党、国民民主にもっていかれたのが敗因と考えられ保守色の強い高市さん有利に見えた。小泉さんは若さ、発信力、行動力でいつもトップ争いだが、前回も今回も涙をのんだ。

決選投票の結果役30票差で高市さんが総裁に選ばれた。今回の総裁選で明らかになったこととして

〇自民は変わらなければならないというテーマが曖昧になった。「政治とカネ」「団体献金」などは曖昧になり。政治資金規正法違反者もお咎めなしに終わった。

〇旧統一教会問題も韓国でトップが逮捕された。しかし旧安倍派の連中は知らんふりだ。誰も追及しない。

〇高市さんはタカ派色を出していたが、旧安倍派の流れを汲んだ。旧安倍派の支持を得ることが大き方か。ただこれからは少数与党としてどの政党と連合あるいは連立を組むことができるか。

〇選挙の各段階で、派閥解消をしていない麻生派が大きな役割を演じた。派閥復活の契機になるか。

〇排外主義がとの程度進むか。人口減少の中で、外国人労働者の役割は大きい。一方で「日本ファースト」も大事だ。

〇そして財政出動か財政健全化か。財政出動しても税収が伸びない。結果は赤字を積み上げることになる。しっかり国会で議論すべきだ。

〇対米国への姿勢だ。トランプは論理に一貫性がなく、高市さんが安倍派継承とみると安倍氏のお土産外交を迫ってくるかもしれない。

決してその手に乗らないことだ。

2025年10月4日土曜日

高市・新総裁で日米関係はどうなる:トランプの任期は後3年ちょっと、高市さんは何年持つか

 自民党総裁選は、下馬評通り高市さん、小泉さんの一騎打ちとなり、高市さんが制した。はじめての女性総裁でゆくゆくは総理となるのか。しかし総裁選の本題は「自民党立て直し」だが誰も候補者は発言しなかった。

最終的な30票の差は麻生さんの一向に沿ったものか。だとすれば従来の自民党と変わらない。早速27日にはトランプ大統領が訪日する。どうなるのか。

トランプさんはデイールを好む。聞き役ではない。さらに悪いことにボルトン氏も言うように発言に一貫性がない。ことあるごとに口をはさんでくる。それが好きなの決死し緩んではいけない。

トランプの任期は3年ちょっとだ。それ以上は続かない。高市さんはどのくらい持つか。

2025年10月3日金曜日

危ない米政権一部閉鎖:トランプ大統領に矜持があるのか、悪いのは民主党という

 「つなぎ予算」が、組めず議会上院でつなぎ予算が否決され政府の予算切れを招く結果になったという。共和党は53議席しめていたが予算津床に必要な60票がとれななったのだ。民主党の一定の協力を得なければならなかったが共和党・トランプ政権は民主党が悪いという。

驚くことに連邦職員75万人が自宅待機という。

中には雇用統計発表が延期されるらしい。

トランプ大統領は民主党のせいにする。外交も含めて悪いのは相手国なのだ。自分は正しいと思っているからやりようがない。

2025年10月1日水曜日

自民党総裁選、総理への道:小泉、林で決選投票? 林総理へ

 メデイアは現段階で本当のことを言わないが、既に結果は決まっている。メデイアは投開票日のために原稿を多く用意している。実はこうだったという記事が多きはずだ。政界では多くの情報が流れ動きは決まっているのだ。

総裁選では小泉vs林の戦いになる。高市さんは当初TOPを走っていたが、どうしても保守系で安倍さんに近い。旧安倍派の連中が中心になる。今、「政治とカネ」「旧統一教会」問題で票は伸びない。

初めての女性総裁、総理などとはやし立てるが、野党党首の場合は可能性があっても少数与党とはいえ、自民党では無理だ。

小泉さんは若さ、体力、発信力はあると言われているが、何故か政策論争では無理ではないか。農水相として米価、新米、古米で努力しているが新米の価格が高止まりだ。目立つ行動で評価を上げているらしいが、総理としてトランプと是々非々の会談ができるのか。

一方、林さんは手堅い政治家で野党との協調もしやすい。幸せなことに今、2番手を走っている。

自民党を立て直し、国民の支持を得るには林さんしかいない。

一回目の投票では小泉、林となるだろうが決戦では林のはずだ。小泉を選ぶ冒険など今の自民党では余裕がない。