2017年7月25日火曜日

「加計学園」「獣医学部新設」「今治」:安倍総理は何時この3点の一致をみたか

参院の閉会中審議を聞くにつけ、安倍総理は、「加計」「獣医学部新設」「今治」の3点を何時認識したか。共産党・小池さん、自由党・森さんの質問からそのプロセスが重要である事が分かる。小池さんは「一度まとめろ」と要求するが時間一杯で終わる。

安倍総理は「獣医学部新設」と「加計学園」が一致したのは1月20日の戦力特区諮問会議(?)だったと答弁すると委員会室はざわめく。そんなはずはないとも皆思っているのだ。

今まで友達として何回も会食、ゴルフをしながら「一度もこの話が出たことはない」、「加計理事長から何も頼まれていない」とは思っていないのだ。

安倍総理は民間議員も含まれる諮問会議など公の会議で自分の意向を伝える機会はないと言う。当然だろう。誰だってそんな事が出来るとは思っていない。

でも裏では出来るのだ。

諮問会議の議事を見れば分かる。首相が出席するのだから開催時間は1時間前後。民間議員も含めて委員から提出された資料、担当役人が作成した資料が順番に説明され、質問が出る。次次にこなしていかなければ時間が無い。

最後に記者が入室し、安倍総理が総括する。1時間の内に検討された事項を自分で総括するのではなく、役人が作成したペーパーを棒読みするだけだ。

だから会議が予定されると議長である総理に担当役人や側近連中がレクチャーする事もあるだろう。その時に「あの件はどうなっている」と担当役人に聞けば何時だって分かるはずだ。

今治の役人が官邸に呼ばれたことは分かっていたが。今回の審議では入館の記録もなく担当者も「記憶にないので会っていない」と頑なに証言を拒否する。「会ったこと」を隠すほど重大なことなのか。会ったことが法律に違反するとでも言うのか。

そこまでして安倍総理を守らなければならないのか。
ここでの国益は戦略特区構想が正当に実施されておいるかどうかだ。内閣府、農水省、文科省が公平、公正な行政をやったかどうかだ。


今日の新聞を読んで(91):「記憶にない」は責任回避の常套手段?

昨日の安倍総理・国会閉会中審議のNHK中継を途中まで見たが、「総理が言えないから私が言う」発言の和泉首相補佐官が「記憶にないから言っていない。言っていません」と逆ギレ答弁をしていた。

「記憶にない」は該当者が責任回避する常套手段でロッキード事件での証人喚問で一躍有名になった。

今回の加計学園疑惑事件でも官僚が多用している。前川・前次官がはっきり覚えている事を和泉さんは「覚えていない」というのだ。なんて頭に悪い首相補佐官なのか。

和泉さんばかりでない。同じ萩生田さんも「怪文書」の存在は認めたが「内容については記憶がない」という。だから記録を書くときも内容を相手に確認する必要があるとも言うのだ。

「記憶にない」というが、逆に「言ったかも知れない」という心配はないのか。和泉さんの野党による質問に、チョット不安をうかがわせる答弁をしていた。

「加計ありき」「総理の意向」は大きな争点で有り、真実を知りたいところだが、安倍総理はあんなに加計理事長とゴルフをしたり会食したりしているのに、「新獣医学部新設」の話が全く出なかったことに、逆に疑問が出る。

1月20日の戦略特区諮問会議ではじめて知ったと安倍総理は答弁していたが、委員席ではどよめきが起きた。誰も信じていないのだ。私も1月20日の諮問会議の議事録を見たが「加計学園」の文字は見つからなかった。本当に何処で知ったのか。

加計理事長のご子息が獣医学部出身で、獣医学を教えており、行く行くは獣医学部新設が理事長の希望だったことを安倍総理は全く知らなかったのか。

政治家、官僚は責任追及されると「記憶にない」と責任回避する行動に出る。でも自分のやっていることが相手方には記録で残っているのに、当人は「記憶にない」で本当に行政ができているのか。

頭の悪い役人は追放すべきであるが、森友学園疑惑で妙な答弁をしていた財務省の理財局長が国税庁長官に就任し国民が驚いた。

政権に従順な官僚が出世するのだ。そんな内閣人事局制度なのだ。これからも「記憶にない」官僚、政治家が出てくるだろう。

今回の閉会中審議で安倍総理に対する信用が回復するとは思えない。


2017年7月24日月曜日

今日の新聞を読んで(90):仙台市長選から野党連合政権の可能性?

注目されていた現職辞退の仙台市長選は、民進党、社民党支持、共産、自由党支援の郡候補が、次点の自民、公明推薦の菅原候補に17000票の差を付け勝った。

勝因は、知名度もあったろうが、反安倍政権だ。地方でも受け皿がなければ既成政党の野党連合が勝利する。

今後は、安に「受け皿」政党を作らず地盤のある既成政党で連合する方法をとるべきではないか。

東京都議会議員選挙は反安倍を「都民ファーストの会」が受け皿になったが、今回は「風」に乗っただけ、次回は激減するはずだ。安易な受け皿論は危険ではないか。

既成政党よ 頑張れ!

2017年7月23日日曜日

安倍さん! 全部認めて辞任を:記録より記憶、政権の立場優先、友達びいき

安倍さん いい加減に認めて辞任したらどうか。記録より記憶、政権の立場優先、お友達びいきの政権運営は所詮は無理、憲法9条改正だって「安倍総理の意向に沿って」というように全てが「安倍総理のため」なのだ。

安倍総理の無理強いが全ての悪の根源、内閣の友達連中は別として官僚を混乱させ、国益を害する結果になってしまった。

更に自衛隊の海外活動を目論む南スーダンのPKO活動も現地からの日報で「戦闘状態」と記されていた事が問題になりそうで自衛隊あげて「日報隠し」をやってしい自衛隊内の反発から稲田防衛相は窮地にかかっている。

加計学園疑惑では忖度が問題になっている。仲間連中では「加計ありき」が頭にあったのは間違いない。和泉さんの「総理が言えないから私が言う」はそういう意味だ。

前川前次官の言うように行政の「公平さ」を欠いた戦略特区構想であった事は間違いない。

安倍総理は既得権益者の強固な岩盤にドリルで穴を開けると威勢の良いことを言いながら、結局はお友達が新たな利権者になっただけだ。安倍総理の戦略特区はこの程度なのだ。いまから2,3校認めても良いと言い出した。「加計ありき」隠しだ。

安倍総理は何を間違ったか、政権運営を誤ってしまった。背後に安倍家、岸家が見え隠れする。決して「国民のため」の政治ではないのだ。

このままでは多くの犠牲者が出たままになる。


一層のこと安倍総理は間違いを認めて辞任すべきではないか。そして総裁選を前倒しし新たな総理、総裁の下で新しい政治をやっていくべきではないか。安倍総理一人が全責任を取る。それが「丁寧な説明」であり「責任をとる」ことになるのだ。

2017年7月22日土曜日

安倍総理・改造内閣人事:短命、不人気内閣でも入閣希望がいるのか

不人気の原因が自分の信頼性にある
事が分かっているのか
メデイアで内閣改造人事のニュースが流れている。来年夏の総裁選までの短命、内閣支持率は30%を切る不人気内閣でも入閣を希望する議員がいるのか。安倍総理は、当選が同期とか、同派閥、何か一緒に取り組んだ「お友達」、何でも同意する「イエスマン」、日本会議や保守系の「同じ考え」の議員をつって組閣している。

だからお好み人事、質を問わない閣僚が不祥事や閣僚としての質の問題で「任命責任」を問われる事はあっても何ら責任をとるらしいことはしない。

でも、内閣の骨格となるところは押さえているようだが、閣外で暴れられては困る人間を閣内に縛っておくこともやってしまう。石破さんなどがそうだろうが、麻生さん、岸田さんもその手の内か。

派閥推薦もいるだろうし、60人もの待機組もいるらしい。その中には今まで入閣出来なかったのは何やら理由がありそうだ。所謂「身体検査」で落ちたのだろう。

ところが、今のような安倍政権の政策でも入閣を希望する議員がいるのか。国会運営、政策に賛成出来なくても、次の選挙は自民党には厳しい選挙になる事ぐらいは分かる。やっぱり閣僚の肩書きを持っていた方がいいのではと考える輩もいるだろう。

しかし、短命、不人気政権だ。次に総裁、総理になる人が組閣するときに「いま、安倍政権に加わった」事が障害になり入閣出来ないことも考えられるのではないか。

新鮮味を出す組閣に、「安倍シンパ」の烙印を押されると困るのではないか。

兎に角、考えてみよう。

安倍政権は来年夏までの短期政権だ。3期までなどとんでもない。支持率が30%を切った泥船、支持率回復策などない。「安倍さんが辞めること」が手っ取り早い回復になる。経済問題で人気を回復しようとしているが、今時「アベノミクスをふかしても」無理だ。アベノミクスは破綻、脱デフレは無理、2%物価目標を日銀は先送りした。黒田総裁も規制改革の必要性を言わなくなった。政府が当てにならないのだ。

自民党にとって1番良い方法は、総裁選を前倒しして新しい体制で政治に取り組むべきだ。安倍総理の政策を再検討すべきではないか。

このままで派「反安倍」パターンが広がる。そのきっかけは何になるかは分からない。


2017年7月21日金曜日

強弁続く稲田、山本両大臣:安倍総理が首に出来ない本当の理由?

メデイアは益々不信を招く発言を繰り返す稲田防衛相、山本創生相を放置している安倍総理に一斉に反発しているが、安倍総理が問題閣僚を首にしない本当の理由があるのだ。

もうすぐ内閣改造だから、急いで首にする必要はないと思っているのだろうが、早めに辞任させていればこれほどまでに内閣支持率が下落することはなかったはずだ。そういう意見もあるだろう。

しかし、安倍総理の本音は違うのだ。

24日から国会閉会中審議が始まる。安倍総理も出席し世間が騒いでいる加計学園疑惑などの真相究明が始まるが、それに先立ち、安倍総理は野党の質問時間削減を求めゴネ、国対委員長を右往左往させた。

これからも分かるように、稲田防衛相、山本創生相を温存させることにより自分に降りかかる質問を稲田、山本両氏に振り替えようとしているのではないか。

それ以外に安倍総理に理由はない。


安倍晋三の「弱り目に祟り目」の2017年夏か

2017年の夏は、安倍総理にとっては「弱り目に祟り目」の夏になりそうだ。あの「安倍Ⅰ強」と言われたのは何時だったか、内閣支持率は30%を切る急降下、全てが「自分の蒔いた種」、「信用できない」では、内閣改造、経済問題で失地回復など期待出来ない。

余りに不人気に「批判を真摯に受け止め丁寧な説明」と、国会閉会中審議に応じたが、質問時間でごね、国対委員長は右往左往する始末ではどうしようもない。

安倍さんの気持ちは真剣なのだろうが、今までの審議とは違って新しい事実が出てくるとは思えない。審議は平行線の末、冷静さを欠いた答弁で更に国民の疑惑は深まるばかりだ。

審議後のメデイアの世論調査では更に下落で安倍政権崩壊になだれ込むか。その時、自民党は誰が出るのか。野党はどう出るのか。

森友学園、加計学園疑惑事件は、戦略特区構想、規制緩和と果敢に既得権益者に挑戦する安倍政権の姿を見せたが、如何にせん、結果は「安倍さんの友人」を新しい利権者とすることになり偶然とは言え疑惑が出てくる。

安倍総理は「批判はプロセスが中途半端だったため」と言うが内閣府のお友達、側近連中、忖度した官僚達は一様に「記憶にない」「文書は存在するが内容は疑問」、山本創生担当相は「思い込みでは」と反論する始末だ。

稲田防衛相は酷すぎる。日報問題では自衛隊内に反乱が起きているのか。支離滅裂な弁解は「早く辞めたいが、辞めさせてくれない」が本音のようだ。顔もげっそりやせて見える。

官僚の反発、自民党内の「反安倍」パターンの進行は、安倍総理も舐められたものだ。求心力が落ちるとこうなるのかと参考になる。

おまけにメデイアは安倍総理の体調不良を報じるが本当のところどうなのか。飲んだ、会食した、緊急入院、真夜中の主治医の往診など情報は乱れ飛ぶが、久しぶりにあったと言う政治評論家の森田実さんが「元気だった」という。
今後の政局を見ると実績の上がる政策はない。

アベノミクスは破綻だ。日銀は2%物価目標を6度目の先送りで「2019年度ごろ」とした。誰も目標が達成するとは思っていない。脱デフレなど出来っこない。

問題は消費税増税だ。安倍総理は財政出動派だろうが、財政健全化は世界での公約だ。両輪の政策をとっているが、相反する政策に効果は分からない。

憲法9条改正を唐突に言い出した。2020年に改正を目指すと言うが「自己都合」としか思えない。自民党内でも反対勢力がいるし、公明党の「急がない」という。

内閣改造も大変そうだ。「仕事師内閣」と言えば新鮮味はないし、「お友達内閣」では失敗する。60人の待機組がいると言うが、今まで入閣出来なかったのには理由があるではないか、「身体検査」でアウトなのでは。

又、落ち目の「泥船」に乗る議員がいるのか。総選挙も予定されており自民党は不利だ。大臣の肩書きが役立つという見方も出来る。


自民党は総裁選を前倒しし次期総裁を選び政権維持に持っていく手があるのではないか。