私達の未来を誰に託すのか。国政とは関係がないと言われていた参院選が、今回は「政権選択」選挙と言う。少数与党で苦労する石破政権にとっては6議席減らしても与党過半数を確保できる目標を掲げて選挙戦に突入となった。
争う政策は多義にわたる。物価高対策は優先課題だが賃上も関連し、さらには円安円高も影響する。とりあえず生活貧困者に給付金支給や消費税減税で与野党が激突する。
財政健全化も関与し、政府は税収上振れ分を充てるというが、立憲民主の野田さんは別の金を考えているようだ。
「政治とカネ」、団体献金も与野党で攻防を続けている。都議選では「政治とカネ」問題で自民党は大きく破れる結果になった。これがそのまま参院選に続くか。
コメ騒動で小泉さんががんばっているが、自民党支持の増加につながるか。減反問題、農政改革はいつか来た道だ。農業従事者の票を自民党は失うことになる危険もある。
トランプ関税も大きな課題だが、これは政権党が扱える問題だ、野党は批判しかできないか。石破総理は「国益を守る」と言う。トランプ大統領は「日本は甘えていた。不公平だ」と関税を30、35%と釣り上げ日本を責める。日米同盟、友好国関係はどうなるのか。
軍事費GDP比5%の話も出ている。石破さんは「日本が決めること」と真っ当な意見を言う。
物価高と賃上げは為替問題も含め、企業の姿勢の問題でもある。内部留保ではなく労働者に分配する姿勢が必要だ。
自民党政権を批判し石破政権の支持率はメデイアにもよるが25%、35%と低い。でも世論調査では自民党支持は大きく野党を引き離している。
自民党政権維持か政権交代か。政党乱立も気にかかる。
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