政治は「悪さ加減の少しでも少ない」ものを選ぶと今日の朝日新聞天声人語は言うが、その「悪さ加減」がわからないのだ。国民はどうすればいいのか。自民党は若手を中心に参院選の責任を追及するが、朝日新聞世論調査では「自民党全体に問題があった」81%で「首相個人に問題がある」10%を大きく引き名はしている。
でも内閣支持率は29%と依然下落傾向だ。これは誰の責任か。少数与党と野党の連立政権で乗り越えられるものなのか。
石破さんの決断力のなさは自民党内の事情によるもので政策に石破色を出せば旧安倍派の連中が反対する。
石破さんに言わせれば自民党をダメにしたのは旧安倍派の「政治とカネ」「旧統一教会問題」ではなかったのかと言う。その通りだ。
しかし参院選での惨敗の要因はどうしても石破総理に批判が集中する。若手は政権交代を目指し総裁選挙を実施せよという。
一方「辞めなくていい」の運動は首相官邸前広場に500人を集めた集会となったそうだ。交渉がぬずかしかったトランプ関税25%を15%で合意した功績は大きいらしい。でも共同文書が発出されていないので合意の理解度が日米でちぐはぐになる危険は大きい。
トランプのはしゃぎすぎも危険だ。後のなって何を言い出すかわからない。
国会での審議が心配だ。石破さんは「合意を実施するために」続投するというのだ。80兆円のアメリカへの投資も異論が出そうだ。
要は、自民党の動きだ。総裁選を実施し新しい総裁を決めるのか。野党が内閣不信任決議案を出すか。更には総選挙で国民に信を問うか。
政治は混沌としてきた。
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