みんなの党HPより |
野田、谷垣の密室政治で何が決まったのかわからないが、「近いうち」に解散・総選挙の可能性が出てきたことで、「維新の会」が政党化で次の総選挙に打って出ようとし、それに現役国会議員が参加し保守結集するというのだ。
如何に新党だと言っても国政未経験の人材の寄せ集めでは第三極として連立は難しく、現役のしかも政権を担ったこともある人材が欲しいのだろう。
確かに、「維新の会」への期待は大きい。大阪での橋下さんの行政、言動を見ていると国民の怒りに真っ向から切り込んでいることに共感すべき面が大きい。
讀賣新聞(2012.8.14)の世論調査での衆院選ブロック別の比例投票先調査でも、民主を抑えて第2位に位置し、政権与党を追い落とす勢いには驚かされる。
しかも、最近の週刊誌では次期衆院選での当落予想を実施しているが、「維新の会」の候補者が不明なのに候補者を出した場合のことを考慮した結果でも無党派層、若手有権者を吸収し好成績が予想されている。
讀賣新聞(2012.8.13)の全国世論調査での次の衆議院選挙の比例代表選挙では、どの政党や政治団体に投票しようと思うかとの設問に、「大阪維新の会」16%(民主党11%、自民党21%)でここでも期待が大きい。
しかし、私は「維新の会」より「みんなの党」を軸に第三極を考えた方が良いと思う。
先の世論調査で「みんなの党」の支持は6%だったが、国会審議などでもいい質問をしているし、行政に実績のある人材もいる。
増税の前にやらなければならないことを、口を酸っぱくして国会で追及している。共感すべき点が多い。
「みんなの党」を政権の中にあって活躍させたい政党ではないだろうか。
メデイアのポピュリズムの乗せられず、NHKの国会中継での審議をよく聞いて、第三極構想を考えるべきではないか。
「維新の会」が国政に出てこようが、すぐに連立を組める勢力ではなく、一期を様子見にし、次の次に期待した方が良いのではないか。
細川政権の失敗、民主党政権の期待薄を考えた時に、新党への期待は要注意なのだ。
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