テレビ東京本社 テレビ東京HPより |
見始めたのは、「開運!何でも鑑定団」だ。渡辺さんという鑑定員がいて悪い評価をするのに「いけませんね」が口癖だったのを覚えている。この企画はアメリカの番組を真似た内容のようだったが、最初に企画を持ち込んだテレビ局は不採用で、テレビ東京しか認めてくれなかったようだ。蹴ったテレビ局は今では歯ぎしりして残念がっているだろう。長寿番組に育ってきた。
旅番組が好きで「厳選いい旅」、「ゆるり旅」、「にっぽんいい旅」など行った気になってよく見ている。女性タレントが入る温泉、露天風呂、食事、土産物など興味はあるがなんといっても景色が楽しめる。私は旅行は景色だと思っているので、出来ればもっと周辺の景色が楽しめるようにしてほしい。
また、毎日欠かさず見るのが「ワールドビジネスサテライト」だ。現役を離れても経済ニュース、その背景を知ることは必要だ。海外の経済指標を見て寝ることになる。MCの小谷さんが交代するようだが、それも時代だ。新鮮さを出すには交代しかない。
このほか、「ガイヤの夜明け」「カンブリア宮殿」も面白い。以前NHKで「プロジェクトX」という人気番組があったが、企業経営、新製品開発の苦労話を聞くのは面白い。何か出演した経営者が光って見える。一様に従業員を大事にしていることだ。「企業は人なり」は今も十分に通用する。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は太川さん、蛭子さんに女性タレントが加わり4日間で出発地から路線バスだけ使って目的地まで行く番組だ。番組で太川さんがおもむろに地図を広げて検討する場面が多いが、予め調べれば良いのだから「やらせだろう」と思ってみていたが、本当は事前調査が禁止されたぶっつけ本番の番組なのだ。
次の乗り継ぎ地点を運転手や営業所の職員、そこらで出会った人たちに聞く場面もおもしろい。県境で峠を越えて次に停留所まで歩く場面もあった。停留所が見えるまで、バスが来るまで不安な姿をよく描いている。
ある時、出発地点は忘れたが、太川さん、蛭子さん、根本律子さんが広島の宮島までいく企画があった。私は広島県と岡山県の県境の岡山県側に住んでいたので、そこを通る番組内容だった。期待してみていたが、その地点は午後8時を越え、外は雨模様でどこを走っているのか分からず残念だったことを覚えている。
車内の会話もカットなしで伝える。蛭子さんが「根本さん、話はたくさんあったでしょう」というと根本さんが「40を過ぎると話がなくなる」という意味の会話もあった。もったいない話だと思った。
車内の会話もカットなしで伝える。蛭子さんが「根本さん、話はたくさんあったでしょう」というと根本さんが「40を過ぎると話がなくなる」という意味の会話もあった。もったいない話だと思った。
最近では北大路さん、泉谷さん、志賀さんの「三匹のおっちゃん」が面白い。3人で街の悪事を退治する話のようだ。年寄りは何かにつけ「お荷物」のように思われるが、まだ役に立つことを教えてくれる。今の社会現象を映しているようだ。
時間をもてなす中高年を対象にした番組編成にも思える。
「年忘れにっぽんの歌」はNHKの紅白歌合戦を意識した番組だろうが、NHKの紅白歌合戦がマイケルジャクソン化して、歌に主体を置いているのか、バックの踊り等に力を入れているのか分からない。これが最後という北島さんが小林幸子さん流の仕掛けで出て来たのには驚いた。
逆に「年忘れにっぽんの歌」はじっくり歌を聴かせてくれる。年配者にはこっちの方が良いはずだ。歌謡番組では木ハチも高齢者には人気があるようだ。若かったことアイドル歌手といわれた人たちが、懐かしの歌謡に出てくる。
逆に「年忘れにっぽんの歌」はじっくり歌を聴かせてくれる。年配者にはこっちの方が良いはずだ。歌謡番組では木ハチも高齢者には人気があるようだ。若かったことアイドル歌手といわれた人たちが、懐かしの歌謡に出てくる。
行く行くはNHKの「紅白歌合戦」は終わり、「年忘れにっぽんの歌」が生き残るのではないだろうか。そんな気がしている。
今、日本は速いスピードで高齢化社会に向かっているが、中高年に好かれる番組作りが当たっているのではないか。
がんばれ! テレビ東京、中高年がついてるぞ!
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