認証式後の舛添・新知事 2014.2.11 日テレNews24 |
でも、舛添さんには、ご都合主義、口八丁、「政治とカネ」、女性問題で疑惑が残る。
そして何よりも、何故自民党の支持を得られたのか。思い出してみよう。自民党が下野したとき、総裁、総理候補と期待されながら「自民党の時代は終わった」と離党、「除名処分」を受けた身だ。先の参院選では自民党の支持が得られず立候補を取りやめた経緯もある。
自民党との問題をどう解決したのか。「勝ち馬」に乗りたい自民党が目をつむったのか。
ここがどう解決されたのか、大事な点であるが今の今まで舛添さんからも自民党からも何の説明もない。
逆に、完全に自民党に取り込まれたのか。
舛添さんが勝ったことで、安倍政権に「承認された」と誤解を与えてしまったし、人間性、「政治とカネ」疑惑のある人間を選んでしまった。
そもそも、今回の都知事選は急ごしらえにならざるを得なかった。当然知名度、人気で「勝ち馬」に乗ろうと政党は動くだろう。舛添さんは参議院議員だったし、厚生労働相の経験があり、知名度は申し分ない。
石原さんと違って、個人的人気(?)はあっても組織票がなければ通らない。
石原さんと違って、個人的人気(?)はあっても組織票がなければ通らない。
細川さんは日本新党時代の颯爽とした風貌で、総理になって新しい時代が来たと国民は思ったほどだが、途中で総理の座を放り出した。如何にせん昔の話だ。過去の人とみられていた。小泉さんが担いだが、巧みな演説で食われてしまった。
驚いたことに、朝日新聞によると年代が上がるほど細川さんでなく、舛添さん支持が高かったのだ。社会保障、介護に重点を置いたのか、細川さんはすでに忘れられた人だったのだ。
宇都宮さん、田母神さんには行政手腕としては未知数で、誠実さは伝わってくるが、安定性に不安が残る。
結局のところ、「悪さ加減の少ないのは誰か」の選択基準になった。そして、安定感、安心感から舛添さんを選んだ。
選ばれた以上は、任期の4年間を全うしてほしい。スキャンダルで失脚はご免だ。
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