東京都知事選 ポスター掲示場 2014.1.27 撮影 東京・大田区久が原 大森七中 |
舛添さんの選挙事務所が映し出され中央に満面の舛添さん、横に奥さん、そして支援者に囲まれた万歳が始まった。こんな光景が見ざるをえないのだろうか。
メデイア各社の予想も舛添さんの圧倒的優勢、それに細川さん、宇都宮さんが続くか宇都宮さん、細川さんが続くかの書き方で2,3位が変わってくるのだ。
朝日新聞(2014.2.4)の世論調査によると、期待する政策は「景気、雇用」30%、「医療、福祉」25%、「原発、エネルギー」14%、「教育、子育て」14%、「防災対策」8%、「東京オリンピック」5%だ。
脱原発は3位、「脱原発」をメインに訴えた細川、小泉陣営にとっては不利だ。舛添さんは、積極的に脱原発を言うのを控えて他の政策を謳えている。
また、投票する人を決める要因として、「政策と公約」62%、「人柄やイメージ」16%、「経歴と実績」135,「支持する政党や団体」6%と言う(同上)。
人柄やイメージが低い。私生活で色々言われていたが、これは舛添さんにとっては有利か。私生活もだらしない人間に都政など託せないと思っていたが、都民の考えは違うのだ。
街頭演説会場の様子をメデイアの報道で知ることが出来るが、細川、小泉陣営の方が聴衆の人数が多いように思えるが、小泉さんという人気者、有名人見たさの現象で票とは関連しないのは誰だって知っている。
期待された細川さんだったが選挙戦術を誤ったのではないか。小泉さん人気に食われた格好だ。
選対も寄り合い世帯になると意見も様々で主導権争いも出てくる。それに奥さんが強いと引っかき回される結果にもなりかねない。民主党の表だった応援を断っていたようだが、最後は頼るしかなかった。
ポスター掲示場に張り出された細川さんのポスターも何を訴えているのか分からない。普段の生活の一つを使ったようだが見栄えが悪い。「脱原発」と書かなかったところに、何か抵抗もあったのだろうか。「脱原発は国民の良心だ」とかなんとかできなかったのか。
しかし、舛添さんに断トツの信認を与えることだけは避けようではないか。「オレがオレが」の政治家で、ご都合主義だから何をしでかすか分からない。
少なくとも接戦で、反対も多いことを自覚させる票を2、3位は獲得しなければ意味が無い。残された期間を他の候補も「がんばれ」と言いたい。
それが、右傾化を進める安倍政権への警告にもなるのだ。細川ー小泉連合には今の安倍政権に対する批判もあるのだ。
[後記]
NHKが舛添さんの当選確実を報じる。9日午後8時
それが、右傾化を進める安倍政権への警告にもなるのだ。細川ー小泉連合には今の安倍政権に対する批判もあるのだ。
[後記]
NHKが舛添さんの当選確実を報じる。9日午後8時
原発に対しては依存度を少しずつ減らしていく。自然エネルギーを6%から20%に増やしていくという。
気になることは、投票率が午後6時現在で31.57%、前回より11.26ポイント低い。世論調査では90%ぐらいの人が投票所へ行くとか以降と思うと答えていたはずだ。
盛り上がらなかったとはいえ、チョットお粗末すぎる東京都知事選ではなかったか。
(2014.2.9 午後8時過ぎ)
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