薬の飲み合わせには注意だ。コレステロールを下げる薬と高尿酸値症治療薬を毎日服用していたが、最近高血圧治療薬(カルシウム拮抗薬)も合わせて飲んでみたら血圧が下がるどころか逆に上がった。降圧剤を飲むときに「下がりすぎに注意」と注意書きされているが、組み合わせで上がりすぎることの注意書きは見ない。
幸いに私は家庭で血圧を測る習慣があったので、降圧剤服用後、どう血圧が変化するかをチェックしてみたのだ。
その結果、服用前は80~135mmHgだった血圧が、服用後90~160mmHg、午後には100~183mmHgまで上がり次第に下がり、夜は90~145mmHgといままで記録したことのない高い血圧だ。
これはまずいと思って2.5mmg錠一回で服用を止めた。その後5日ほどは高い不安定な血圧が続き、以前のレベルに戻ったのは2週間後だ。
医者のアドバイスにより降圧剤服用で家庭での血圧測定値を135mmHg以下にしようとしたが、逆に血圧を上げる結果になった。
血圧測定結果を持って医者に行くと、「血圧は日中変動する。何回も測定せず朝、晩の2回でいい」という。そして「薬を飲みきってから医者に来い」というのだ。
私の聞きたい「どうして血圧が上がったのか」には答えない。血圧は変動するのが普通だと言うのだろう。
こんな医者にかかっていたら大変だと思って止めた。
そうこうしてるうちに4月4日の人間ドック学会の「新基準値」が発表になった。
血圧、コレステロールそして尿酸値の数値も私の場合は正常値になる可能性が高い(勿論、一旦薬を止めて検査してみる必要がある)。
特に血圧は「~129mmHg」から「88~147mmHg」に変わった。この新基準なら私は健康体だ。
たまたま週刊ポスト(2014.5.2)に「血圧147は健康値」の怪奇」という記事が目につき購入して読んだ。新基準が出来たことで高血圧患者は2474万人から1800万人に減り、悪玉コレステロールは52%から4%に激減し、医者、製薬会社はダメージが大きいと言う。
私も医者、大学病院、製薬会社、学会は癒着し大儲けしていると疑っていたのでこの記事には納得出来た。
更に「中高年は「薬は5種類まで」にしろ」と言う記事も目についた。
その中に飲み合わせに問題があるという記述があった。それによると「コレステロールを下げる薬と血圧を下げる降圧剤の組合わせでは薬が効きすぎることがある」と言うのだ。
この場合は血圧が下がるらしいが、私の場合は寧ろ逆に上がったのだ。
一度薬局に行って調べてもらおうと思っているが、まだ行っていない。数種類の薬を飲むときは要注意だ。
年配者になると、要求もしないのに「血圧を測りましょう。腕をまくってください」と医者が言う。そして病人にされるのだ。
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2014.4.5掲載
新しい人間ドック検診基準:よっし! 今日から私は健康体だ。
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