為替107円台、株価17670円台、テレビニュースは伝えるが、トランプショックでアベノミクスをしのぐ効果が出ているのか。アベノミクスも一時市場が期待し動いたが、今回もトランプショックで一時の動きなのか。
トランプさんの選挙期間中の暴言、現実とはかけ離れた政策に国民、市場は危惧したものだが、勝利宣言を見ると一転変わって融和策を打ち出したように思えた。市場が好感を持った。
今までのエスタブリッシュ出身とは違ってビジネスマン、経営者感覚での政治に期待する向きは多いだろうが、実際にはどういう方向になるのか。
2016.11.15の讀賣新聞の日米関係を問う全国世論調査 によると圧倒的に「悪い影響」「不安」の割合が多い。
でも考えてみよう。今はグローバリズムの悪弊が問題になって来たのだ。イギリスのEU離脱、トランプさんの排外主義、保護主義もその1つの動きだ。自国民の幸福を無視しての政治はあり得ない。カナダが独立するか、海外への移住が増えるか、反グローバリズムの反動だろう。
世界はそういう動きをしているのだから、日本の政治もそれに対応する必要がある。そういうことを考えるとTPPを急ぐ安倍政権の姿勢には問題がある。安倍総理が恥をかくか、トランプさんが譲歩するか、難しい選択になる。
来年1月のトランプさん大統領就任までどう世界は動くのか注目だ。
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