2016年11月24日木曜日

中古マンション購入は管理組合の「管理状況」の確認を

中古マンションに人気が集まっていると言うが、中古マンションを買うなら、まず管理組合がマンションをどのように管理しているかを確認すべきだ。管理人に言って理事会の議事録を閲覧すれば簡単にできる。ただし部外者への閲覧を禁止している場合は要注意マンションだ。

築○○年、3LDK○○○○万円、2LDK○○○○万円、駅まで○○分から始まる中古マンション販売だが、注意しなければならないのは管理組合によるマンションの維持管理状況だ。

入ってみなければ分からないマンションの管理状況なのだ。管理会社「お任せ」ではなく、管理組合主導の管理かどうかを確認することだ。「お任せ」は適当にやっているかもしれないのだ。管理会社は維持管理が不十分で修繕にでもなれば儲かるのだ。

大規模修繕工事の時期、管理費がいくらか、値上げの動きがあるのか。しっかり確認することだ。

マンションの寿命は60年ぐらいと言われているが維持管理状況ではその寿命もマチマチだ。40年で建て替えした例もある。70歳になって建て替えに2500万円掛かると言われたらどうする。


築10年を過ぎると中古マンションの価値も変わってくる。「ここが良くて購入した」と言っても評価が違ってくるのだ。将来を見据えて高齢者、障害者に優しいマンション作りに管理組合は精を出さなければ見捨てられる運命にある。

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2016.11.21掲載
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