2016年11月10日木曜日

トランプで9,10日の株価±1000円の変動:市場の高速コンピューター処理の結果だ

9,10日に株価が大きく変動した東証
市場、メデイアの予想を裏切ってトランプさん当選で株価は±1000円の大きな変動を記録した。投資家が一人一人判断して売買をする代わりに今では同じようなプログラムでコンピューターによる高速取引するため株価の変動が大きい。

恐らく9日の開票ではクリントンさん当選を予想していたからトランプさんになって不確定要素が大きくなり売り一辺倒になり1000円近くの下げになった。

ところが米国議会の安定、トランプさんの勝利宣言、分断から融和へ、全国民のための大統領など温和なメッセージが続いたためにNY株も1000円近くを戻す結果になり、東京市場もそれを受けて株価を戻した。

為替も101円台の円高になったが、一晩で105円台の円安で落ち着いた。

結果は、「何だったのか」という事になるが、投資家はそれで儲けているのだ。

余りに大きな株価の変動で一般投資家が不利になることは分かっているので、高速コンピューター取引する規制がされようとしているが、どうなっているのか。

今日はアメリカ各地で反トランプデモが発生している。しばらくは落ち着かないだろう。

トランプさんの経済政策も法人税、所得税下げ、TPP反対、規制緩和、金融緩和、エネルギー問題が挙げられているが、どう進めていくか分からない。言える事はそれぞれの局面で投資家は売り買いで儲けるのだろう。


投資家はもっと落ち着けないのか。

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