2016年11月22日火曜日

22日午前5時59分福島県沖地震M7.4:三陸沖北部とは離れているが

2016.11.18の讀賣新聞の記事に青森県東方沖地震
福島県沖地震を重ねて見た
22日午前6時前、NHKで緊急地震情報が始まった途端に我が家の地震計・テレビが揺れ出し次第に揺れが大きくなった。東北地方と言うことだったが、揺れから考えて震源域が比較的近くか、規模の大きい地震ではないかと考えた。

NHK緊急地震情報
讀賣新聞(2016.11.18)で海洋研究開発機構の研究者が三陸沖北部で「滑りは生じておらず、ひずみが貯まっている領域」と「ゆっくり滑りを観測した領域」の研究成果を発表、その記事を見ていたので「どこだ」と注目したのだ。

その後、福島県沖と分かったが、M7.3.深さ25km、震度5弱だが津波が発生するという。3mが想定されている。後で7.4に変更されたが私の住んでいる東京では震度3のようだ。それにしても久しぶりに揺れた。そして津波だ。

新聞報道によると「滑りは生じておらず、ひずみが貯まっている領域」は過去に十勝沖地震も発生、三陸沖北部地震の想定域になっている。

讀賣新聞2016.11.18
所がこの付近で11211258分頃、青森県東方沖地震が発生したばかりだ。M4.4,震度1だから大したことではなかったがこの付近が騒がしくなっているのか。

三陸沖北部で想定されている大地震の100年間隔が短縮されるかもしれないという。

ネットから三陸沖地震を調べると1677年延宝八戸沖地震、1763年宝歴八戸沖地震、1856年安政八戸沖地震そして1968年十勝沖地震だ。それぞれの間隔が86年、93年、112年で約100年とみている。この間隔が縮まるのだ。

2060年頃が早まるのだろう。

今回の福島県沖地震は、いずれの領域からも離れているが頻発している領域だ。

2011311日の東北地方太平洋沖地震は、北から「スロースリップ」が南下し、止まったところが震源の発端となった。
そして何時になるか分からないが、日本海溝を挟んだ反対側でアウターライズ地震の発生が危惧されている。規模としては巨大地震だが、何時発生するかは分からない。50年先とも言われている。

テレビは「津波が発生しました。出来るだけ高いところに避難してください。立ち止まらず避難してください」と繰り返した。「3.11を思いだしてください」とも言う。

私も今、70世帯の小規模マンションの理事をやっている。防災担当理事を置こうと提案したところだ。緊急事態発生時のマニュアルも作ろうとしている。こう言うことは危険が身近に迫らないとなかなか動かない。

今回の地震は良いチャンスになるかもしれない。

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2016.11.13掲載
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