2016年11月17日木曜日

黒川紀章さんが東京都知事だったら:今のような豊洲問題など起きていなかったのでは

今は亡き黒川紀章さんが東京都知事になっていたら、豊洲問題など今の不正事件は起きていなかったのではないか。大方の予想に反して次期米大統領に決まったトランプさんが「給与1ドル」宣言をしたと新聞で知って思いだした。

当時石原さんにとって2期目の都知事選だったと思うが、建築家の黒川さんが出馬し、「給与はゼロ」と公約していた。私も興味を持って東京都選挙管理委員会に問い合わせたら確か「贈与になるから違法になる」と言ったと思う。あの時は言うだけだったが、実際には出来なかったのだ。「給与1円」の方が良かったのだ。

他にも、石原さんは週に2日しか登庁していなかったと言うことで、「私は毎日登庁する」と言ってもいた。

何時だったか対抗馬に宮城県知事をやった浅野さんが立候補したことがある。浅野さんは市民団体から「東京は病んでいる」と訴えられ立候補に踏み切ったと言っていたが、石原陣営から「東京のことは東京に任せろ」と攻撃され、落選した。

今から考えると既に東京は病んでいたのだ。カリスマ政治家・石原慎太郎の名前に騙されて都民が支持したのだろう。

黒川さんが都知事になっていたら今の豊洲問題、オリンピック競技場、施設問題などはこれほどまでにはなっていなかったのではないか。


そんな気がして、記事を書いてみた。

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