２１８ｖｓ２７８でトランプさん：メデイアの言い訳、クリントンさんの負け惜しみ

勝利宣言するトランプさん
テレビニュースより　２０１６．１１．９

米国民は変革を望んだ。米大統領選はトランプさんが勝利、予想を間違ったメデイアは「隠しトランプ」の言い訳、２１８ｖｓ２４８時点でのクリントンさんの「まだ終わっていない」の負け惜しみ、トランプ支持者以外の予想を裏切った大接戦の大統領選で終わった。

不人気者同士の選挙戦で一番不人気だったのはエリートで政治家一家のクリントンさんだった。「女性初の大統領」、「ガラスの天井を破る」のスローガンも米国民には通じなかった。メデイアはクリントンさんの演説会場のガラガラ状況を伝えなかった。

メデイアは最後までクリントン当選を読んでいたのだからメデイアの力も落ちたものだ。アメリカの有力紙は反トランプの声を上げていたのだからがっかりだろう。明日の社説で何というのか。

これからのアメリカ社会を活性化するためには、トップ１％の富裕層のための政治、経済、司法制度を変えて中間層以下のための制度を構築しなければならないとステイグリッツ教授は言う。

トランプさんはそういう中間層以下の国民の訴えに耳を傾けた。過去には栄えた炭鉱の街、鉄鋼の街の住民はトランプさんが仕事を持ってきてくれると期待した。違法移民に仕事をとられ生活困窮の高齢者、若者も仕事を求めた。

トランプさんは「強いアメリカ」「アメリカファースト」と反グローバル、国内指向を目指すように思えるが実際に大統領職を遂行するには、そうは言っておれないだろう。

トランプさんは勝利宣言で、「アメリカ再建」、多くの人に仕事を付ける。夢を叶えてやるという。多くの人と成長プログラムを実施するというのだ。

一方負けたクリントンさん陣営は２１８ｖｓ２４４の時点でも「彼女はまだ終わっていない」という。敗北宣言は明日だろう。

この結果を受けて市場はあれている。円は１０１円台の高騰、株価は１０００円下げだ。アベノミクスも吹っ飛ぶ結果になった。

トランプさんは選挙期間中にいろんな政策を言っていた。日本に関係する政策もあるがその真意を確かめる事が重要だ。慌ててワシントン詣ですると大きな宿題を抱えてかえって来ることになる。来年のことだが。

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