豊洲新市場の地下水質が環境基準をオーバーしている、「直ぐには体に影響ない」か、「食の安全安心」か。その判断によっては前に進むし、移転が遅れることになる。
専門家は「直ぐには体に影響はない」と言うだろうが、行政にとっては「食の安全安心」が重要になる。市場関係者は「直ぐには体に影響はない」と思っていても「食の安全安心」ではイメージが落ち商売に影響する。
新聞報道では今回の検査でベンゼンと複数の有害物質が環境基準を超えて検出されたという。
汚染対策をするには追加工事も必要だし環境アセスメント、効果も確認しなければならず移転は先になる。一方、継続して追加調査しても検査値に一喜一憂を繰り返すだけだ。
環境基準は健康の保護及び生活環境の保全で望ましい基準で最低限度ではなく、積極的に維持することが望ましい目標値だとすると、積極的に追加工事をやって「食の安全安心」を守ることではないか。
専門家会議の専門委員なんてこの連中で良いのか。メンバー交代をすべきではないのか。埋め戻しを提案しながら工事中に現場確認もしていない体たらくが、今回の埋め戻しなしの工事を許してしまった責任は大きい。
豊洲移転派、移転反対派の利権がらみの移転事業を小池都知事はどう解決していくか。
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