2017年1月13日金曜日

今日の新聞を読んで(42):トランプさんのロシアでのスキャンダルの真意は

トランプさんがロシアにスキャンダル情報を握られ対ロ政策にトランプ政権の緩みが出るのではないかというニュースがメデイアで流れているという。まさかと思ったが、メデイアの報道にはそれなりの信憑性がありそうだし、トランプさんがムキになってCNNなどの記者の質問を遮った事に違和感を感じた。

次期大統領としてのこの種のスキャンダルはその資質を問われる事になる。

何のスキャンダルかと思っていたら、記者会見の新聞報道で、ミスユニバースの大会でロシアに行ったときの事らしい。その行動が隠しカメラで撮られて、その映像でトランプさんが脅されているというのだ。

中国、ロシア、北朝鮮の社会主義国では要人、有名人の行動を隠し撮りして機会あるごとに脅しの材料にされることは常識だ。トランプさんも有名人なのでスタッフなどにも警戒するように言っていたというが、本人が指されたことになる。

トランプさんの記者会見を報じるテレビニュースを見ると、最前列に座ったCNNなどの記者らしい人が「質問させろ」と迫っていたがトランプさんは頑なに偽情報を流したと拒否した。

メデイアにこう言う対応すること自体がトランプさんに「後ろめたさ」がある事になりメデイアからひたすら逃げようとしているのだ。

トランプさんの対ロシア政策でオバマ政権とは逆の政策を取ろうとして「何故か」の疑問が出ていた。

対ロ政策で世界の動きと異なった動きをするのだろうかと疑問に思っていたが、次期国務長官のレックス・テイラーソンさんがトランプさんと異なり対ロ制裁は「現状維持」と発言していた。


これがトランプ政権内でどういうことになるか分からないが、一抹の常識はあるのではないか。共和党内にも反トランプ勢力は大きい。米議会はどう判断するか、注目だ。

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