2017年1月22日日曜日

安倍総理の対米外交:「話せば分かる」は妄想では

安倍総理の対米外交に懸念がある。内心思っているだろう「話せば分かる」は妄想でしかないのでは。対ロシア外交を見てもそのことが分かる。

G7国首脳で1番最初にトランプ大統領と会談を希望していた安倍総理だが、27日は無理なようで2月になったようだ。しかも「麻生さんの同行」を希望してきたと新聞は伝えている。

トランプ政権は安倍総理に信頼を置いていないのではないか。

各国首脳はポピュリズムの台頭や選挙で政権も安定していない。その中にあって安倍総理の立場は比較的安泰で、トランプ大統領に世界の調整役は出来ないとみると、安倍総理にその調整役を期待しているのだろうか。

それも自分が勝手に「話せば分かる」と楽観して対米交渉に向かっているのだろうか。日本が推進したTPPもトランプ大統領は離脱を宣言した。大統領選から考えは変わっていない。

安倍総理は何故そう考えるのか。YES MANだけの取り巻きで裸の王様になり「TOP会談で何とか打開できる」とでもゴマをすられているのだろうか。

対ロシア外交でもプーチン大統領とTOP会談したが4島問題は一歩も前進することなく経済開発でカネをせびられて終わった事からも明らかだ。

対トランプ外交も「話せば分かる」では話にならない。



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