2018年9月22日土曜日

安倍政権がぶっ飛ぶ時は、憲法改正発議を強行した時?


民意をあまり反映していない政策を優先する安倍政権がぶっ飛ぶ時は憲法改正の発議を強行した時ではないか。とてもではないが理想的とは思えない安倍陣営の横暴さが目立った自民党総裁選が終わり、安倍さんが圧倒的多数(?)の支持を得たかに見えたが、それも自民党村という特殊な社会での出来事、永田町自民村を除く地方票では安倍55%に対して石破45%でメディアは石破善戦を伝える。

自民党内、識者は来年の参院選、統一地方選は「安倍さんの顔」では戦えないと言い出した。

一方、知ってか知らずか、勢いついた安倍総理は「いよいよ憲法改正を進める」と記者会見で見えを張った。

ちょうどその時、都知事の小池さんも記者会見を開き「わたしも憲法改正に賛成だが、今ではないでしょッ」と言い、地方票は客観的投票、最大の世論調査で地方の声を反映させている安倍さんが地方票55%しか取れなかったことを解説した。首都圏の知事だが地方自治体の長だ。正しい判断だろう。

安倍さんは憲法改正が認められたと思っているようだが憲法改正を党是とする自民党村の出来事でメディアの世論調査は「急がない」「反対」「安倍政権の下では憲法改正反対」と理由はいろいろだが憲法改正の優先順位は期待される政策の中では最下位なのだ。

無理して憲法改正をする時、憲法発議に衆参両院で2/3の賛成が必要になる。今のところ衆議院はOKでも参議院では自民党単独では無理なようだ。だとすると来年の参院選はどうなるのか。実施すると議席は確実に減らすだろう。

参院で議席を減らすことには議員自身も困るのだ。安倍さんも困るだろう。解決策はただ一つ、地方に人気のある石破さんを幹事長に据えることだが、無理だろう?

それとも衆参同日選挙に打って出るか。憲法改正を大上段に抱えての初めての総選挙だ。今までは憲法改正を争点にしなかったために自民党が有利だった。

どっち道選挙となると、安倍総理(安倍政権)は惨敗、ぶっ飛ぶだろう。安倍政権は総辞職し、自民党内でたらいまわしの政権交代が始まるのか。



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