2018年9月23日日曜日

世界は何処へ:トランプ大統領のやり方で国際問題が解決できるのか


新聞でも報道している「米国抜きで世界的問題が解決出来るのか」、トランプ大統領によりアメリカは何処へ向かおうとしているか。オバマ政権での世界のリーダーとしての約束(交渉)事を反故にしトランプ大統領は「米国第一」「保護主義」をかかげ外交に精を出すが孤立化が目立ってきた。

あらゆる分野で世界一の米国を抜きにして世界の問題が解決出来るのか。孤立化を進めるトランプの米国に取って代わろうと習主席の中国が世界に覇権をめぐらせ社会主義にとって中国の存在が大きい。

今まで新聞で報道されたトランプ大統領の言動を見ると

ユネスコ、国連人権理事会から脱退

イラン核合意から脱退
 北の金委員長が「非核化」で合意しても破棄するのではないかと疑っている。

パリ協定離脱
 ところが、米国の各州は地球温暖化対策に取り組んでいる。

UNRWAへの資金拠出停止

国連改革
 出張費用が高すぎるとか職員が多いと批判 負担金の未納で改革を訴えるか

TPP離脱
 一度は離脱を言っていたが米国に利点があれば復帰するとも言い出した。

G7,G20でも米国は孤立
 他の先進国首脳は米国の「保護主義」を批判、翻意させようとするもトランプ大統領には米国内での公約がある。安倍総理に同調を求めるがたしなめる格好に。

ところでトランプ大統領の「アメリカ第一」「保護主義」は世界に何を訴えてい
るのか。
「負担の平等化」
 地球温暖化対策、在留米軍の負担増要求

「目的達成にはオバマでは手ぬるい」
 イランの核合意から離脱

「アメリカの利益が害されている」
 日本、中国に対する貿易赤字問題、アメリカ企業の利益を吸い取っている

「中国の脅威」

 中国は世界の混乱に食い込み存在感を増している。中国は国威を過大に評価し米国に警戒感を与えていると習政権のやり方を批判する長老の考えも出て来た。2019年からは国連負担金は第2位、経済成長が続けば将来IMF本部が北京に変わるかも知れない。

ところが、中国の経済は厳しいのではないか。GDPは1000兆円ぐらい、
ところが債務は対GDP比260%で日本の246%よりわるい。中国はOE
CD見通しの経済成長率は他国を断トツに引き離し6.4%と見ている。

中国初の世界経済危機も心配されている。

一方、米国のトランプ大統領頼みの安倍外交はどうなるのか。孤立化を進める
トランプ外交に追随していても良いのか。トランプ外交頼みでお土産外交が我
が国でも防衛費の高騰を招いている。中国や北朝鮮の「国難」に対応するため
に国防費高騰の「国難」になっているのだ。

何を言い出し、何をやり出すか分からないトランプ頼りは危険だ。安倍外交の
アキレス腱になる。
 
あらゆる面で日本独自のパイプの構築が必要になるか。決して中国の覇権主義
に引っかかってはいけない。

今日(23日)もニュースで内閣改造、党役員人事関連のニュースが流れてい
る。政府、自民党筋の誰が流しているのか知らないが潰すためにアドバルーン
を上げる事も考えられるがアメリカと対峙する分野の閣僚として名前が挙がっ
ている。

外務大臣・河野さん、経済再生・茂木さん、経済産業・世耕さん、消費税、日
米経済懇談会・麻生さん? 防衛は? そして憲法改正は? 石破さんは入閣
はないと言うが統一地方選、参院選を考えると党役員人事で幹事長の可能性?

石破さんを支持した議員でも人気、信用回復にサプライズで小泉さん、小渕さ
んの入閣も考えられる。

8割の自民党議員が大臣待望で安倍さんを支持したが、ポストにありつけるの
は何人か。10月半ばから非安倍、反安倍が増え、国会運営もままならない結
果がまちうけているのだ。

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