自民党総裁選ではメデイアは永田町自民では80%と言う高い安倍支持だが、永田町外の有権者では通用せず、不思議と思われる動きだ。民意とかけ離れた総裁=総理の選挙をどう考えれば良いのか。
世論調査でも総裁に安倍さんが優位だったが最近はピン差で拮抗している。石破さんが追い上げてきているようだ。
無党派層での安倍支持は29%であるのに対して石橋支持は46%と断トツに高い。
安倍さんが争点にする憲法改正賛成は26%だが反対は53%、国民の政策の優先順位付けは最下位だから当然だろう。
今、アベノミクスに言及するのは安倍さんと取り巻き連中ぐらいだが、84%の人は実感がなく、続ける事に賛成34%、反対42%だ。(世論調査結果はJNNによる)。
自民党の船田さん、山東さんのメデイアのインタビューから自民党と有権者の乖離の理由が少し分かってきた。
読売新聞(2018.9.4)の山東昭子さんのインタビュー記事によると、永田町での安倍内閣の支持の理由は、安心出来る安定した政治、首相は着実に実績を上げ国際社会でも評価が高い。経済もパーフェクトではないが株価は高く、雇用の好調だと評価しているのだ。これが永田町の自民党員の平均的評価だろう。
でも内政に目を移せば問題が多い。内閣不支持が53%と高いのも分かる。
一方、船田元憲法改正推進本部長代行も「議員同士にしか通用しない常識も有権者に話すと不思議がられる」と言い、有権者とのギャップを直すチャンスが選挙だという(朝日新聞DIGITAL2018.9.4)。
全く船田さんの指摘する通りだ。船田さんは以前にも「自民党は民主政治を標榜する政党だ」と時事放談で言っていた。
しかし、自民党総裁選はメデイアは圧倒的に安倍さん優位という。もう諦めるしかないが民意とかけ離れた永田町に振り回されるしかない。
そのしっぺ返しを参院選でやろうではないか。
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